連載番外

□君の初恋
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「…かっわいいなー…」



拙者と服部は、近くの木陰で休憩をしていた。



「ん、何がでござるか?」


「お前の妹。」


「お主…相変わらず、ロリコンでござるな。」


「…フン、俺だって貴様みたいなシスコンに言われたくねーよ。」




拙者の妹に好意を抱いている者は多く、服部もその一人でござる。




「…しかし何でお前そっくりなのにあんなに可愛いんだろうなー…」


「き…貴様、喧嘩を売っているでござるか…?」










『兄上ーっ、服部先輩ーっ!』



川の中で妹が拙者達を呼ぶ。



「どうした?」


「どうしたでござるかー?」


『二人ともこっちに来て一緒に遊ぼうでござるー!!』



ブンブンと手を振り、跳びはねる。



「…っ…可愛い…。」


「ま、拙者の妹でござるからな。」


「ん…今何か言ったか?」


「お主、悪い事は言わぬ。だから一発殴らせてはくれぬでござるか?」







『ほら、はやくーっ!』




「「わかったわかった」」




 
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