ごちゃ混ぜ短編

□次屋×滝夜叉丸(落乱)
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俺の恋人は一つ上のセンパイ


容姿端麗

眉目秀麗

才色兼備


なんて言葉が当てはまる女みたいに綺麗な男


まぁ性格はカスだけど


そんな俺の恋人、平滝夜叉丸は俺より体力がある


まぁ体育委員長のせいだけど


…1年の差がムカつく


だいたいあんなほそっこいクセに


俺の方が男役なのに


まぁ力は俺のが強いけど


あぁもうムカつく


イライラする


「滝ちゃ〜ん」

「う、わ!?何をする喜八郎!!」


…ん?


鍛錬場から聞こえてきた声に覗いて見れば綾部先輩が滝夜叉丸にちょっかいを出している


「あっ、やめ、ひゃ…っ!」


脇腹をくすぐられて笑いを堪えている滝夜叉丸


「滝ちゃんほんとこちょこちょよわーい」

「もう放せっ!さっさと蛸壺を埋めろ!」

「ちぇー、はーい……やっぱやだ。ターコちゃん綺麗なのに」

「喜八郎ー!!!!」


へぇ、滝夜叉丸ってくすぐられんの弱いんだ


初めて知った弱点に俺は機嫌よく長屋に帰った





(あれ?また長屋の場所移動したのか?…さすが忍術学園)
(三之助ぇぇぇ!!そっちは6年長屋だ!!いい加減学園内で迷子になるんじゃねぇ!!)
(あ、作)



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