小説

□運命×人生
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ガラッ

美術室のドアが開く。
「あ 来た来た」
おーいと琥羽は弥生と綾を呼びながら林檎を見ながら描く。
「琥羽すごかったね〜〜!相手ビックリしてたよ」
綾はその場の空気でか少し小声で琥羽にいう。
「私あの男子大っ嫌い」琥羽は怒った口調で話す。弥生は下を見て黙っていた。
「??…弥生?」
「えっあ…何?」
ボーとしてた…と弥生は笑いながら話す。
「いや…あのさ…」
琥羽は弥生に聞いてみたかった事があった。が「何してるのあなた達!早く絵を描きなさい」美術の先生が綾たちを注意してしまい琥羽は聞けなかった。

(……顔赤かったな。弥生……まさか、あの男子が好き…とかね。)
ないない。と琥羽は自分に言い聞かせる。(あんなうざったい男子の事が好きな女子どうかしてるよ。趣味悪すぎだし)

…キーンコーンカーンコーン…
色々考え混んでいたら授業が終わってしまったらしい。

「――琥羽ぁ行くよ〜〜」
あ、うんっ
琥羽は軽く返事をして二人と一緒に教室に帰って行く。
ただ一つ
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