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□お酒は20歳になってからです!!
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「よぉ、久しぶりだなぁツナ♪」
「ディーノさん!?何でここに!?」
ディーノ率いるキャバローネ御一行が沢田家にやってきた。

【お酒は20歳になってからです!!】

「連絡もなしに突然どうしたんですか?」
「ちょっとこっちに用事があってな?あ、お前らロマーリオ以外みんなホテル戻っていいぞ?」
「了解しました!!」
ディーノはロマーリオだけを残して仲間を全員帰すと、ツナにまた話の続きを始めた。
「実はあるマフィア追跡していてな?日本に飛んできたのはいいが、ちょっと時間が掛かりそうだから少しの間日本に滞在するつもりだから、少しツナの顔を見ていこうと思ってな?」
「そうですか。立ち話もあれですから俺の部屋に行きましょう?」
ツナはディーノとロマーリオを自分の部屋へと連れて行くと、お茶とお菓子を持って部屋に戻ってきた。
「あ、ツナ。お前にお土産だ」
ディーノの言葉にロマーリオが手に持っていた袋をツナに渡した。
「何ですか?これ?」
「酒だ」
「え!?俺、未成年なんですけど!!」
「あ、そうだったな?」
ディーノは「忘れてた」と言いながらツナにあげた酒の一本開けた。
「ツナ、少しぐらい飲め」
「え、俺、お酒はちょっと…」
「大丈夫だから、な?」
ディーノはコップにお酒を注ぐと、ツナに渡した。
「じゃ、久しぶりの再開に乾杯な?」
「はぁ…」
ディーノとツナはグラスをカチンッと鳴らせると、ディーノは慣れた様に飲み始めた。一方ツナは、少しピンクに染まったお酒をジッと見ていたが一口だけ口に含み飲んでみた。
「あ、甘くて美味しい」
「だろ?お前が飲めるように度の軽い酒を買ってきたんだよ?ロマリーオ、いつものツマミ作ってくれよ?」
「ボンゴレ、キッチン借ります」
「はい、どうぞ」
そのまま、ディーノとツナは昼から夕方まで飲んでいたらしく、ツナに用事があった獄寺
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