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□ダイキライ、ダイスキ
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「今日もよろしくね」と笑って言って。二人で家に入れば、シャマルとディーノが居た。「モスキートが欲しくてな」って、取引の場にオレの家を使わないで欲しい。と綱吉は思う。
「とっとと帰れよ」文句を言い始めた獄寺を自分の部屋に連れて行く。宿題を終わらせないとリボーンが煩いからだ。
何とか宿題を済ませている間にシャマルは帰ったらしい。夕食は獄寺とディーノと共にすることに。

食後。帰ります、と言うのを「折角だから」と引き止めたのは綱吉の母親である奈々だった。
「一人増えるのも二人増えるのも変わらないわよ♪」
そう言って獄寺を風呂へと薦める。
「ツっ君、一緒に入っちゃう?」
「んー…どう?」
「オレは構いませんよ」
「じゃあ、一緒に入る」
男と女だというのに、奈々はなんとも寛大で。これに慣れるのには随分時間を要したものだった。

背中を流し合い、湯船に浸かって。
上がった後にもう少しだけ明日の予習をし。

夜11時頃、眠りに就いた。



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