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□ストーカー
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昼休み。
獄寺君もやっと登校してきて、今日は三人で昼食になった。
「10代目、今日はプリンをお持ちしました♪」
「ありがとう♪」
「サンキューな?」
「てめぇにはねぇよ!!」
二人が口喧嘩しているのを俺は苦笑いしながら見ていると、突然背後から全身に鳥肌がたつような嫌な感じが起きた。俺はすぐさま後ろを振り向いた。
でもそこには同じく昼食を取る生徒がいるだけで特に目立つような人物はいなかった。
(気のせい?でも…この感覚…前にもあったような…)
「10代目、どうしたんですか?」
獄寺君の声に俺はハッと我に返り、「なんでもないよ」と笑顔で返答して俺はまたお弁当を食べ始めた。
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