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□テニス部員はが多い?!
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…そう決めてから一週間がたったものの、いろいろと考えるのが面倒臭くなってきた。

もう今日部室で無理矢理で良くね?

などと考えていると不意に声をかけられた。

「先輩、んな暗い顔俺の前ですんな。鬱陶しい。」

…もうため口って言うか…口悪すぎだろ…
てかなんでそんなで先輩って呼ぶんだろ?

…あれか?名前覚えてないのか?
…というか覚える気すらないんじゃないか?

「考え事か?なら家でやれよ」
なんでんなウザいオーラ纏ってんだよ。
そうも言われた。
「いや…ちょっとな…お前のことで考え事。」
…素直に言ってみた。
「は?」
変な顔された。
「俺のこと?なんだよ」
「いや…お前を泣かせたいなと思って。」
「は?…え?先輩俺のこと嫌いなの?」
…何故か辛そうな顔をする陽太。
…え?
「…じゃあお前は俺のこと好きなのか?」
「…え?っは!?いやんなことな…じゃなくて…えと…その… ぇと…」
…マジかよ…
俺まだなんも仕掛けてないぜ?
まぁいい、ある意味好都合だ。
「…聞こえないんだけど」
「………好き、だっ…」
「…それは、どういう意味で?」
「っ!?………その…せ、性的に?っていうか…その…」
「なんで?」
「ぇ…ぁ…その……試合の…先輩が…かっこよかった…去年の…夏の…」
…なんだ、変に口悪かったのは…俺のこと意識し過ぎてただけか。
…そう思うと急に可愛く見えてくる不思議。
「そう。」
「そうって…」
「じゃあどうすればいいの?」
「…へ、返事を…して欲しい…」
「…まだ陽太のことちゃんと知らないし出来ないよ」
「…構わない」
「え?」
「今は好きじゃなくても…だんだん、好きになってくれたら…」
舌舐めずりをする。
…最近溜まってたから…
「ふぅん…」

無理矢理唇を奪い舌をいれてみる。

「っん!?…っ…ぁ…ん、はぁ…」

一応舌を絡めようとしているようだけど拙い…初めてか?

「…下手くそ」
「なっ!?…んなこと言われても…俺こんなことしたことないしっ…!」

ビンゴだった。
初々しい奴め。
…ただ、始めてだと乱暴に出来ねぇなぁ…
面倒くさ…
「どうだった?男に舌いれられた観想は?」
「…き、もち…よかった…」

普通嫌がんのになぁ…俺はSだから拒否られてそそるのになぁ…
…けれど真っ赤になって口元を押さえている陽太を見ていると不思議な気持ちが沸き起こる。

なんだこの気持ち…

ただ今の気分は疑問<<<(越えられない壁)<<<<<性欲だし…

先にいただきます。
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