短編

□好き嫌い
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今吉 或斗。


桐皇男子バスケ部、マネ。


同じマネのさっちゃんと一緒に毎日仕事をしているが、


「またいねぇのかよ!」


「すまんのう、また行ってきてくれんか?」


あたしの兄、今吉 翔一。


男バスの部長。


「くそッ・・・青峰の野郎ッッ・・・」


そしてその男バスに1年エースが居る。


キセキの世代の青峰 大輝。


毎度の事ながら、アイツは居ない。


そして、迎えに行くのはあたし。


さっちゃんに頼むものの、頼まれたのはあたしだからと言って拒否する。


だけどアイツが居るところは大体わかっている。


屋上。


そしてあたしはいつものように屋上のドアを思い切りあけて、怒鳴る。


「青峰ッッ!!部活に出やがれ!!」


そしてアイツは寝起きのような顔をして、あたしを見る。


毎回同じ。


「んだよ・・・寝かせろ。」


そのセリフを聞き、あたしは背中を蹴る。


青峰のセーターにあたしの靴のあとがうっすら残った。


「毎回同じ事いわせんなよ?
 なぁ、自分の強さに自惚れんな!」


「事実だろ。
  実際、オレに勝てる奴いねぇし。」


退屈そうに大きなあくびが一回。


それを見ているとあたしもあくびをしそうになったけど、そのあくびを噛み殺した。


「てか、お前いい加減言葉遣い直せよ。
 そんなんじゃ一生男できねぇぞ。」


あたしは反抗の意味を込めて、また蹴りを入れようとした。


が、足首を掴まれた。


「その足癖もな。」


ニヤッと笑った青峰。


グイッとその足を引っ張られバランスを崩して、床に倒れた。


倒れこむあたしの上に青峰が乗っかってきた。


「どけっ」


青峰を押し返そうとするが、びくともしない。


あたしこんな弱かったか?


いや、女子と腕相撲しても楽々に勝てるから、力 に自信はあったはず・・・


「弱ぇよ、お前。」


クツクツと喉を鳴らしてあたしを笑う青峰。


「ふざけッ・・・」


睨み上げて、文句を言おうと顔をあげた瞬間、


唇に何か触れた。


どアップな青峰の顔。


よく見たら、きれいだなぁ・・・って、違う!


何が起こった?


あたしの唇からその何かが離れ、青峰はあたしをあざ笑う。


馬鹿にしている青峰がむかついてグーで青峰の顔を殴ろうとしたが、青峰に両腕を掴まれた。


あたしが弱いのか?


何かもう悔しくて仕方なかった。


「おーおー、泣いてんじゃねぇか。」


なぜか嬉しそうな顔をする青峰。


「泣いてねぇ!!」


グワッと目の奥 から何かが溢れてくる。


目元が熱くなって、


青峰の睨む。


「かわいくねぇ。」


そう言ってまた、青峰があたしの唇に何か触れた。


「でも、まぁ・・・嫌いじゃねぇよ。」


青峰はあたしの唇に触れた何かを離して、そう言った。


「嫌いっ・・・嫌いだっ・・・お前なんか大きらi」


「素直になれって。」


自惚れてんじゃねぇよ。


あたしの目から溢れてくるのは、嬉しいものか、悲しいものか、悔しいものか、


あたしは知らない。


だけどきっと、青峰は知ってる。


コイツはあたしの知らないあたしを知ってるから・・・






〜反省〜


はい、ごめんなさい。

何したいか分かりませ ん。

文才が無くてごめんなさいッッ(泣


もうごめんなさい!!



見てくださった方、お目を汚してしまってすいませんでしたぁぁぁぁぁ

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