テニプリ
□千石が浮気
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「キヨのバカ!!」
「っひめちゃん!!」
今回はもう許さない!
〜1時間前〜
「キヨ…まだかなぁ?」
待ち合わせ11時であってるよね?
……
「あっ君かわいいね♪よかったら俺とデートしない?」
「わー☆男前じゃん!!いいよーどっか遊びに行こ♪」
また…
「キヨ…」
「Σ あっ... ごめん やっぱり俺デート無理だわ〜 アンラッキー… また今度遊ぼうね♪」
「わかったわ〜またねーキヨ」
「「……」」
長い沈黙に耐えきれなくなったのかキヨが口を開いた...
「さっきのはさ、ほらっ…ね?べつにひめちゃんとの約束覚えてなかった訳じゃなくてさ…」
何よ…
覚えてないなら覚えてないってはっきり言えば?
忘れちゃうほどあたしって想われてないんでしょ?
「別に気にしてないから」
「そっかぁー。うんうん…そうだよね。ナンパぐらいで怒るほどひめちゃんは心がせまくないもんね♪」
いやー いい彼女を持った
キヨが最後にいった言葉であたしの中でなにかがぷつりと音をたてた
「ナンパくらい?」
「え?今なんかいった?」
「ナンパくらいって何よ…あたしがいつもどれだけ傷ついてるかわからないの!?あたしが…どれだけ我慢してるか…キヨは何もわかってない!!」
「…ひめちゃん」
「あたしはキヨが大好きだから今まで何回浮気されても許してきた…いつかあたしだけをみてくれればいいなって…」
「……」
「デートの約束も忘れちゃうくらいあたしのことなんとも思ってないならはじめっから付き合ってなんて言わないでよ!」
「…」
「…なんにもいってくれないんだね…」
「…キヨのバカ!!」
「っひめちゃん!!」