魔法魔術学園

□ツインタワー
3ページ/10ページ


たかみなの掛け声と共に二人は一気に飛び出した

お互いの右拳が重なりあった時
炎が天高く上がる

峯岸「いきなり、火花が散りますね」

柏木「火花と言うより完全なる炎なんですけど」


そこから
ゴリラは佐江の左脇腹を狙って
ジャブを放つ
佐江はそれを身を引くことでかわしその反動で右足でゴリラを狙う

しかしそれは完全にガードされた


一旦距離が開くかと思われたが
佐江が一気にゴリラの背後まで移動した


峯岸「佐江ちゃんが瞬間移動したーー!!」

柏木「いいえ、佐江ちゃんは虹属性の同調で雷属性のスピードを纏ったのです」

峯岸「流石の佐江ちゃんでも何回も使える技ではないようです」

佐江はゴリラの首を捉えた
そこから関節技に変えていく


峯岸「激しい闘いなのですが……もうちょっと魔法を使って下さい」

柏木「そうじゃないと武道演武になりませんからね」


解説と同じく
どこまで真剣にやってんだと
内心呆れているたかみなも

解説を聞いて直接注意しようとしたが

それは不要となった

いきなりゴリラの上半身が大きくなり佐江の腕が回らなくなった

そのために一旦距離が開く

峯岸「でたー!部分倍加!!」

柏木「強化系魔法の1つですね。秋元さんが得意としているものの1つでもあります」
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ