魔法魔術学園
□ツインタワー
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宮澤「あれだな…」
秋元「ほんと」
ステージに上がっても全く動じないところは貫禄とも言えよう
観衆や解説が騒々しくしているなか二人は二人だけの世界にいるかのようであった
それだけ
神経が研ぎ澄まされていた
峯岸「なんか二人にはこちらの声が聞こえてないようですね…」
柏木「そうみたいですね。お互いに闘えるのを嬉しく思っていてずっと楽しみにしてましたから」
峯岸「お!っと!!今回は武器を使わないみたいですね」
柏木「2年の時から武器に対して楽しみを覚えてからずっと使っていましたが本来、二人の戦法は素手、つまり己の拳のぶつけ合いですから」
峯岸「あの時の再来と言う訳ですね」
柏木「二人ともかなり集中しているようですよ…」
ゆきりん、みいちゃん、たかみなはもうすでにこの闘いが激しくなることを予想していた
それだけの気迫と殺気に満ちあふれていたから
高橋「準備はいい?」
秋元「もちろん」
宮澤「理性抑えるの、もうキツい」
高橋「無理は禁物だからね」
秋元「あぁ、」
宮澤「了解!」
高橋「それじゃあ、」
二人は拳を構えた
「fight ! ! 」