BLEACH

□第2章
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空がとてつもなく重い


まるで負の感情を押し込めたような暗い空
しとしとと雨が降っている



俺はこんな天気が大嫌いだ










* * * * *



「おはよーざいます・・・」

寝ぼけ眼の空が執務室に入ってきた


そこでは乱菊が雨の日は髪がうねるから嫌などと言っていた



いつも通りの光景

いつも通り隊長は仕事をしない副隊長に苛立ちながら仕事をこなし
その副隊長はソファーに寝転び雑誌を読んでいる



いつも通りの光景 なのに



どうして今日はこんなにも胸騒ぎがするんだ・・・



















ドォオン・・・

――侵入者アリ侵入者アリ タダチニ・・・




外から何かが爆発するようなそんな鈍い音が聞こえた
そしてすぐに警報が鳴り響いた




すぐに斬魄刀を掴み左の懐に帯刀した
そして隊長、副隊長に続き執務室をあとにした












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