long@主に集いて武器となる

□No.1
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『ほんとにおれがこわくないの?ほんとうにおれと…いっしょにいてくれる?』

『こわくないよ。ずっといるよ!な、なんでなきそうなの?!だいじょうぶ?』

涙目で身体を震わせる少年に少女は慌てながら答え、何故少年が泣きそうなのかわからずに自身も泣きそうになりながら少年の手を握った。


『…ぜったいだからな。やくそくだよ。』


そう言うと少年は少女の首筋に軽いキスと"証"という鎖をつけた。



少女は少年からの突然の行動に不思議そうに首を傾げるも、初めて見る少年の嬉しそうな表情に自身も涙を引っ込め嬉しそうに表情を緩めた。


その頃の少女は知らなかった。


その"証"の意味を…。



1,とある今のお話


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