真剣恋に転生者がINしたら! S版

□ファミリーミッション 1-2
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「俺の愉快な仲間達だ!」
「いやいやいや、俺と、だろ。お前のじゃないから」
「モロ、怪我はないか、大丈夫か?」
「うん、大丈夫。なんか、いつもより優しいね…」
「素晴らしい友情だっ!!!」
「京、お前ボーイズラブ的なところで喜んでるだろ」
「…特にやたら強い女達、なんなんだよお前達!」

そりゃ強いだろうなぁ。武神や剣聖黛十一段の娘もいるんだし。

「元気一番・努力大好き・川神一子!」
「大和の正妻・あまり他人に話す口なし…椎名京」
「騎士道精神最高!クリスティアーネ・フリードリヒ」
「け、剣を使います。後輩の黛由紀江ですっ」
「三年の川神百代だ。武器は美少女らしく拳のみ」
「五人揃って!侍<サムライ>戦隊!!」
「川神レディース!!」

バカだろ…岳人そんなこと言ったらボコられるぞ。

「横槍を入れるなコラァー!いつまでたっても名乗れないだろ」
「誰がレディースだっつーの!」
「うぐわっ、じょ、冗談だっつの、殴るなお前達」

ほれ見たことか。

「武士の血を引く武士娘…川神で悪さするもんじゃねぇな」
「全員ひっくるめて、風間ファミリーだ。覚えておきな!」
「くそっ、金儲けしたかった…ぜ…ぐふっ」
「なぁ、売春のサンプル写真とか落ちてないのかな」

そんなの言ってると、さらにモテなくなるぞ岳人…。

「ごくり…って、だ、駄目だよガクト!」

お前もかよ…モロ

「じゃあ俺達は、縛ってから警察に通報しますね」
「…おう」

そう言うと巨人はビルの奥に姿を消した。

「おかしいなぁ、視線だけはあるのに気配がしない」
「そうですね、おかしいですね」
「そうなのか、姉さん」
「ああ、近くで視線だけ感じるんだけどな」

それ絶対俺だな。仮面とコート来てあいつらの前に出るか。

「見させてもらいましたよ、貴方達の頑張りを」

仮面は狐の仮面でコートは、普通の黒いコートだ。両方の対物理と防弾と破損不可はつけているがな。

「誰だアンタは」
「さっき会話に出ていた、視線を感じさせていたものですよ」
「なんのためだ」
「興味があったからですよ。では、ここで私は退散させていただきます、では」
「ま、待て!」

そう言うと同時に魔法でスキマの開いた場所には何もないという幻覚魔法をかけて俺はスキマで退散した

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