真剣恋に転生者がINしたら! S版

□一子との決闘
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川神学園の生徒たちは俺と一子の決闘を見るために円になった

「両者、準備はよいか?」
「いつでもいいわよ!!」
「はい」
「西方 川神一子!!」
「はい!!」
「東方 五河護!!」
「はい」
「決闘を始めい!!」

その言葉を皮切りに一子は切り込んできた

「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

あたる寸前に

「『パーフェクトメイド』」

そう、つぶやくと俺は

「え!いない!」

一子をナイフで囲み後ろに移動した

「後ろだよ。その前にこれを避けれたらだけどね」
「くっ!」

少しはナイフを落とせたようだが殆ど当たったようだ

「どうやってやったのよ?」
「敵にそんなこと言うと思うか?」
「言わないわね。この勝負が終わったら教えて頂戴!」
「断るよ」
「何でよ!」
「俺に得がないからさ。まぁ、教えてもいいけど勝てたらね」
「なら、勝って見せるわ!!」

そういうと今度は様子見をしているようだった。

そりゃ、切り込んだら返り討ちに合うんだから様子見はするか…。

「来ないならこっちから行くよ。」

そういうと、違う時間枠の自分との波状攻撃を仕掛けた
一子は回避をせずガードをした。
ガキンッ!と金属同士のぶつかり合う音がする

「お、重い!」
「まだまだ行くよ!!」

そういうと俺は連続で切り込んでいく

「くっ!」

十何回切り込むと俺は距離を取った

「この技はどうかな!!『殺符・幻影殺人鬼の栄光』!!」

俺はナイフをばら撒いた。その間に違う時間枠の俺が切り刻んでいく
切り刻んでいくと俺が投げたナイフが一子へと飛んでいく

「さすがに躱しきれない!!」

全てのナイフが当たりもう一人の俺の攻撃を受けていき一子はボロボロになっっていった


「さすがにもう無理じゃない?(本気で撃ってないけど)」
「まだ行けるわ!」
「そう。じゃぁこれで終わりにするね。『地獄蝶々』!!」

一子に向かって大量の霊力で作った蝶が飛んでいく

「み、見えない!!」

蝶が飛んでいる間に一子を高速で切り刻んだ

「これにて終了でございます。次は本気で戦えるかな?」

そういい終わると一子は地面に倒れた

「勝者!東方 五河護!!」
「「「「「「「「「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」」」」」」」」」

歓声の後金髪の奴が俺に向かって怒ってきた

あぁ、クリスかメンドイな。

「貴様、本気で戦ってないのか!!」
「真剣に戦っているけど本気はだしてないね」
「本気で戦え!!武士を馬鹿にしているのか!!」
「俺は武士じゃないんでね。その辺はわからないよ」
「なら貴様はなんなんだ!!」
「おれか?俺は、守護霊だよ」
「それでもだ!私がその根性叩き直してやる!!」

そういうとクリスはワッペンを地面に叩きつけた

「いいよ。やってやるよ。どうせ勝てないだろうからね。それに俺は正義面してるやつが嫌いだ」
「正義の何が悪い!!」
「そんなこともわからないのに正義面してんのかよ、この世に正義なんてないんだよ。いや、正義と悪の境がないんだよ。」
「正義は必ずある!!」
「なら、俺に勝ってそれを証明してみな!!」
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