真剣恋に転生者がINしたら! S版

□6月8日 1−1
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2-F

「さっき学園長から紹介があったがもう一度自己紹介をしてもらう。五河」
「はい。先ほども紹介がありましたが五河護です。五河と呼んで貰うとありがたいです。それでは短いですけどよろしくお願いします。」
「それでは、連絡事項だ」

HRが終わったあとクラスの面々は各々に話し始めたがやはりS組の話をしているようだ

「義経たちがS組に入るとなるとまたS組が強くななりそうだね」
「俺たちのクラスに対する圧力が強まりそうだよ」
「仲良くしたいって言ってましたし、きっと大丈夫ですよ!!」
「そう願いたいもんだ。これ以上騒がしいのは勘弁だぜ」

こうして川神学園は新たな局面を迎えた

時間は過ぎ放課後

「なぁ、五河。S組にいかないか?」
「うん。いいよ。」

2-S前

すぐ入れると思ったけどそんなことはなく赤髪の軍人がいた

「検問だ。ここは通れないと知りなさい」
「揉める気はないぜ?挨拶に来ただけだぜ」
「お前たちのような野次馬が多く、2-Sの平穏が乱されると知りなしさい」
「なるほどマルさんは番犬か」
「私は防衛線も完璧だ。諦めて帰りなさい。直江大和」
「直江、俺は先に行ってるわ」
「そう簡単に入らせないと知りなさい」
「どうかな?『バンシングエブリシング』」

その一言で俺はS組の教室に入った

「なっ!?どうやって」
「なに、簡単な種も仕掛けもない手品さ」
「マルさん、入らせてくれないか?」
「クリスお嬢様!大丈夫なのですか!」
「大丈夫だ。それより入らしてもらえないだろうか?挨拶しに来ただけなのだ」
「……どうぞ」
「お勤めご苦労様です」
「私もまだまだ甘いっ…」

無駄に手札切ったな…。

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