デュラララ

□プレゼントは俺v
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ギャグを書きたかったので、一応ギャグでお送りします。そのため何をしているかなどの説明文は飛ばしております。その点を考慮した上、あまり期待をしないでいただけると嬉しいです。



ーーーーーーー



 玄関を開くと、ザ・サンタみたいな赤い服を着て立っているノミ蟲さんがいらっしゃいました。


「……何してるんですか?臨也さん」

「今の俺は折原臨也じゃなくて、キミだけのサンタクロースさ」

 語尾にハートマークを付け、ウインクを送ってくる臨……間違えたウザ也さん。

「…とりあえず、全身赤い服って似合いませんね」

「あ、まずそこからなんだ」

「貴方、あの黒色の白いファーの付いたコートと黒いV字ネックのシャツしか似合わないんですから自覚してくださいよ」

「そうでもないよ。グッズとかでたまに静ちゃんコスしてる時とかあるけど似合ってるし。というか眉目秀麗の俺に似合わない物なんて無いし♪」

「自画自賛ですか。キモイしウザイです。近寄らないでください。加齢臭が移ります」

「加齢臭なんてしないから!!まだピチピチの二十歳だからね俺!それと眉目秀麗なのは公式!最近ツッコミが厳しいよ!?せめてちょっとオブラートに包んでよ。泣いちゃよ?」

「ピチピチって死語じゃないですか。泣くのは止めてください涙で床が腐り落ちたらどうしてくれるんですか。あとちゃっかりサバを読むな」

「ひどい!」

 泣いたフリをする臨也さんに呆れながら溜息を吐く。

「何で、サンタコスしてるんですか…」

「君にプレゼントをあげる為だよ☆」

「その心は?」

「プレゼントは君への愛と俺v」

「返却します」

「返却不可だから」

「だったら破棄します」

「帝人君たっら!俺を散々もて遊んで最後には捨てるんだねっ!?」

「死んでください」

「ノってよ。一人、こんな事言ってたら痛いじゃない」

「存在自体が痛いので大丈夫でしょ」

「どこが大丈夫なの!?いや、てか受け取ってよ。わざわざ好奇の目に晒されながらも新宿から池袋まで来たんだから」

「そのままの格好で僕の家までやって来たんですか。バカですか」

「失礼な。大真面目だよ」

「尚更頭逝っちゃってますね」

「失敬な」

「とりあえず帰ってください。言っておきますが、家には入れませんよ」

「ちょっ、待ってよ。この雪の降る中、俺を放り出す気!?その服、見た目によらず意外と薄いんだよ!?」

「知りませんよ。上にいつものコート羽織ったらいいじゃないですか」

「あのコートとサンタコスチュームは合わないの!」

「僕の知ったこっちゃないです」

「と、とにかく入れて!寒いから!手が凍りそう!!」

「嫌です。断固拒否です。マイナスになってないから凍りません、大丈夫」

「一つも大丈夫じゃないよね!?」

「うわっ!ちょっとドアを無理やり開けないでくださいよ!」

「俺に力技で勝てるわけないだろ、君が!!」

「わっ!!…─ちょっと!人家に無断で上がらないでくださいよ!!」

「変わらないね〜、君の家」と周りを見回しながらドタドタと不法侵入をする臨也さん。

「てか靴を脱いでください靴を」

「何なら服も一緒に脱ごうか?」

「目が腐るのでやめてください」

「うん。言ってみたけど、これでお願いしますとか言われたら凍える所だった」

「バカでしょ」

「でもこんな古い家なのに意外と暖かいね」

「まぁ、ヒーター付けてますから」

「あ、ミカンあるね。食べていい?」

「…何くつろいでんですか。ミカンの皮はゴミ箱に捨ててくださいよ」

「OKー。………、」

「…何ですか」

「いや、これでコタツとか合ったら最高なのになぁって」

「まぁ合ったら都合はいいですよね。すぐに暖まるし」

「今度買おうか?」

「いいですねー。って何ちゃっかり居座ろうとしてるんですか」

「ちっ、バレたか」

「バレますよ。というかもう暖まったでしょ?帰ってくださいよ」

「えー、まだプレゼントあげてないよー?」

「いりません」

「またまたー。テレなくてもいいのに!帝人君のツンデレ…キタコレ!!」

「うぜぇ…。死んでしまえばいいのに」

「帝人君の罵倒キタコレ!!ハァハァ!( ///´艸`///)」

「え、何キモッ。M也さんキモイ」

「M也さん!?止めて!?新しいニックネームつけないで!!?」





 ーおわりー
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