765Project

□第2話
3ページ/3ページ

「知り合い……?」

桐子の読み通り、どうやらそういう伝(つて)はあったらしい。

「東京の私立大学で教授をしているんだ。
存在自体が謎の塊だけど、何故か色々と顔が広いからどうにかなると思う」

若干嫌な顔をしたのが、春香には気になった。

「その前に、先ずはご両親に話してみないとな」

「そうだね」

何か煙に巻かれた気がしたが、唯地の言う通りだと納得した春香は自宅へと戻った……。
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ