765Project
□第2話
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「知り合い……?」
桐子の読み通り、どうやらそういう伝(つて)はあったらしい。
「東京の私立大学で教授をしているんだ。
存在自体が謎の塊だけど、何故か色々と顔が広いからどうにかなると思う」
若干嫌な顔をしたのが、春香には気になった。
「その前に、先ずはご両親に話してみないとな」
「そうだね」
何か煙に巻かれた気がしたが、唯地の言う通りだと納得した春香は自宅へと戻った……。
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