12/24の日記
23:11
特別版……アーネンエルベ本日貸切
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陽太「チカちゃん!今何時かな?」
桂木千鍵(以降千鍵)
「10分前ッス!」
陽太「て、店長!ひびきちゃん!ヤバイよ!あと少しで時間だよ!」
日比乃ひびき(以降ひびき)「えぇーっ?!」
店長「………!」
──……。
陽太「はい、という訳で本日のアーネンエルベは貸し切りでございます」
??「あ、あのぅ……私なんかの為にお店お休みしちゃっても大丈夫なんでしょうか……?」
陽太「大丈夫だよ、僕らだってそこそこ繁盛してるからさ!
さぁ、乾杯の音頭は誰に取ってもらおうかなぁ?」
黒軌「俺がやってやるぜ!」
エリ「いやあたしが!」
唯地「じ、じゃあ俺が」
黒軌・エリ「どうぞどうぞ」
唯地「お前ら……まぁ良いや。みんなは俺でも良いのか?」
イイトモー!
唯地「……。えーと、本日12月24日は……我らが765プロのアイドル、雪歩の誕生日です!
今回は、本編でまだ登場していないキャラクターが出ておりますが、ここはアーネンエルベ。
過去、未来、現在、時には異世界の方々が来る事が出来る魔法の店舗なので、イチイチ気にしていたら頭がおかしくなります。
えーっと、話が長くなりましたが、今日は雪歩が生まれてきてくれた事に感謝をしましょう!乾杯ッ!!」
カンパーイ!!
天海春香(以降春香)
「うわぁ!このケーキ美味しいですねぇ……!見た目も可愛いし!」
萩原雪歩(以降雪歩)
「何だか食べるのが勿体無いですぅ!」
吉高「そ、そうか?……でも食べてくれないと俺も店長も悲しくなるぞ……」
雪歩「す、すみません!」
黒軌「だーかーらー、クリスマスは今年も中止なんだよっ!」
如月千早(以降千早)
「毎年滞りなくあるわよ」
唯地「あー……真、これは一体何の騒ぎだ?」
菊地真(以降真)
「クリスマスのムードに耐えきれなくなったクロの、虚しい現実逃避だよ……」
唯地「なるほど……」
双海亜美(以降亜美)
「ねぇねぇレン兄ちゃん」
双海真美(以降真美)
「毎回こんな感じでこの企画やってくの→?」
レン「……さぁな、ネタが無くなったり忘れてたら水に流されンだろ……」
水瀬伊織(以降伊織)
「ふん、アンタも相変わらずみたいね」
亜美真美「あー!いおり→ん!」
伊織「にひひっ!プロトタイプでこの伊織ちゃんのSPだった頃からだけど、ここでも夢が無いのね」
レン「はっ……夢を見るのはてめぇらだけで十分だ」
伊織「……ふん!いつかその鼻の穴空かせてやるから待ってなさい!」
亜美「おー!これは!?」
真美「燃える展開ですなぁ!」
レン「……はっ、バカ言ってねぇで料理食ってけ」
亜美真美「イエッサー!」
陽太「……はい、これくらいあれば大丈夫かな?」
高槻やよい(以降やよい)
「はい!ありがとうございまーす!」
秋月律子(以降律子)
「すみませんわざわざ」
陽太「いえ、それよりもやよいちゃんのご家族が喜んでくれれば良いんだけど……」
やよい「大丈夫ですよ!ここの料理スッゴく美味しいですから!」
ひびき「えへへー、ありがとうやよいちゃん!」
千鍵「というか、この格好はどうにかならんのか?」
ケータイさん(以降同表記)「良いじゃないですかミニスカサンタ!世間がクリスマスだと忘れないための防衛策ですよ!」
千鍵「……凍らせてから砕こうかなぁー?」
ケータイさん「……ノオォォォォォォォォォーーーッッ!」
星井美希(以降美希)
「このおにぎり、とっても美味しいのー!」
四条貴音(以降貴音)
「えぇ、誠この店の料理は美味でございます」
我那覇響(以降響)
「……2人とも、今日は雪歩の誕生日パーティーだからな?」
イヴ・ヴァイス(以降イヴ)「いやー、こうやって社長同士で呑み合うのもたまには良いよねー!」
黒井崇男(以降黒井)
「ふん……王者はこのようなじゃれ合いになぞ興味は無い。ただ、そこにいる化け猫に呼ばれただけだ」
ネコアルク・カオス(以降ネコカオス)
「ふっ、此度の宴も……より大勢の方がドクターアンバーに対する良い抑止力になると思っただけだにゃ。ところで、そこの美しいレディ……宜しければ乾杯など如何かな?」
三浦あずさ(以降あずさ)
「うふふ、良いですよ〜?じゃあ、何に乾杯しましょうか?」
ネコカオス「今日というこの巡り合わせに……」
ネコカオス・あずさ
「乾杯」
黒井「ふん、勝手な奴め……先に失礼する」
高木順二郎(以降高木)
「おい、もう帰るのか?」
黒井「貴様らと杯を酌み交わすつもりは無い」
高木「……そうか」
黒井「あぁ。……だが、こういう機会があれば話は別だ。今日は生憎と時間が無い」
高木「なるほど」
イヴ「またね、黒井社長」
ネコカオス「共にまた世界をノアールに染め上げようではないか」
黒井「……貴様の口車には二度と乗らん!」
バタン!カランコロン……
赤羽根P(以降P)
「ち、ちょっと音無さん!三神さん!ペース早いですよっ?!」
音無小鳥(以降小鳥)
「らいりょーふれふよぉ……ぷろりゅーらーはん」
命「私はザルだから平気なんですって!……家じゃあまり呑めませんし」
小鳥「Zzz……」
P「って音無さん!?」
命「寝ちゃいましたねー……とりあえず放置しますか?」
P「……そうですね」
彼らの狂宴は和やかに進み各々の何物にも変えがたい想い出へと変わっていく……。
願わくは、この穏やかな宴が──。
特別版、アーネンエルベの団結『萩原雪歩誕生日パーティー』 Fin.
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