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□女体パニック@
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「おはようございま〜す…って誰も起きてないか…」
万事屋の従業員である志村新八は今日もいつも通りの時間に来る。
そして最初の仕事は朝ご飯作り。
ここで働いてからすでに一年が経過しようとしているため新八は手際よく朝ご飯を作っていく。
机に朝ご飯を置いたあとすることは同じ職場の二人を起こすことである。
新八はソファーに荷物を置くと神楽の寝ている押入れを開ける。
神楽は壁側を向きながらぐっすりと眠っている。
「神楽ちゃ〜ん起きて〜。朝だよ〜?」
「ん〜…うるさいネ。もう少し寝かせろヨ」
新八は神楽をユサユサと揺すると眠そうに目を擦りながらムクッと神楽が起きる。
「寝てたら朝ご飯銀さんに取られちゃうよ?」
新八がそういうと神楽はガバッと起きて机に向かう
新八はそんな神楽の様子にクスクス笑いながら自分の上司が寝ている部屋の襖を開ける
銀時は涎を垂らしながら爆睡していた。
呆れたように新八はため息を銀時を揺さぶる
「銀さ〜ん?朝ですよ〜?」
「ん〜あと20分…ZZZ」
ユサユサと揺さぶっても布団を被って眠ってしまう上司に新八は再びため息を着く
「神楽ちゃ〜ん!銀さんの分の朝ご飯も食べて良いよ〜?」
「キャホゥゥゥ!じゃあ銀ちゃんの分もいただくネ!」
銀時に聞こえるように神楽に向かって言うと銀時は布団からガバッと出て居間に向かう
「神楽ァァァ!それは俺の朝飯だァァァ!!」
「もう私のアル!新八が食べていいって言ったアル!」
「でもそれは元々俺のだろうがァァァ!返せ!!」
「嫌アル!」
ジリリリリリリ!
ギャアギャアと喧嘩し始めた二人に呆れたようにため息を着きながら新八が洗濯物でも干そうかと思っていると突然電話が鳴ったためいつものように新八が電話に出る
「はい。万事屋銀ちゃんですが何か依頼ですか?」
「よぉ、めがね君元気ですかィ?」