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□女体パニック@
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そして十二時ごろ


「旦那〜いいもの持ってきましたぜィ」


「ハァ?いいもの?何?甘いもんとか?」


「違いまさァ…これでさァ」


沖田はピンクの液体の入ったビンを見せる


「何これ?イチゴ牛乳の元?」


「そんなものを俺がいいものというと思いますかィ?」


「そ、そんなものって…まぁ他のものだっつーことは分かったよ…」


イチゴ牛乳をそんなもの扱いをされたのが嫌だったのか銀時は少し拗ねながら言う


「あっ…眼鏡くんにもおみあげでさァ」


「だから僕は眼鏡じゃない…ってこれなんですか?」


沖田から渡された水色の液体の入ったビンを受け取れば新八はジーと見つめる


「めが…新八くんのは栄養ドリンクでさァ。で旦那のは性転換薬でさァ」

「えっ!?なんで性転換薬なんか持ってきたんだよ」


「旦那が欲しいと思ったから持ってきやした」


「俺別に欲しくな「欲しかったですよねィ?」


「…はい」


「素直になればいいんでさァ。あっ、新八くんそれ飲んでみてくだせィ」


今までビンをジーッと見つめていた新八は驚いたように沖田を見る


「えっ!?今ですか?」


「そうでさァ。近藤さんも味を知りたがっているんでねィ」


「…分かりました飲みますよ」


新八はビンの蓋を取ると一気飲みした


「どうですかィ?お味は?」


「う〜ん…なんかお酒みたいな味がします」


「えっ?そんな味しますかィ?」


沖田はビックリしたような顔をするとビンを見つめる。
すると何かを見つけたようにビンをジーッと見つめたあと逃げるように玄関に向かう。


「沖田さん帰るんですか?」


「はい…じゃあさよならでさァ」


新八は頭に?マークを浮かべながら手を振ると体が熱くなってきた
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