Short story

□サプライズ【ナツルー】
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あたしにとっては結構、
衝撃的な一言だった。
好きなあいつと行きたかった、
はじめての仲間との夏祭り。

いけないのか・・・。

「そっか。それじゃ、仕方ないね!」
あたしは笑顔で言った。
言ったつもりだ。
辛かった。
ずっと、行けると思ってた。
こんな事で、なんだけど、
涙が出てきそうになった。
あたし、弱虫だな。
そんな事思っちゃって。
なんでって疑問が出てきて。

「なんで、行けないの?」
そう、聞いてしまった。

きっと、誰かとデートなのかな。
そう思った。
ナツなら、いそうだしね。

仕方ないよ。
そう、自分に言い聞かせる。
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