★☆★SHINee world★☆★
□少年、少女と出会う 3
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オニュ「あぁっ! ごめんなさい!」
オニュヒョンがコサージュを拾い上げるけど、もはや原型をとどめていない…。
ミノ「うわー…」
ジョンヒョン「あー…、これ、代わりある?」
ジョンヒョニヒョンがスタイリストさんに聞くと、彼女は青くなって衣装ケースを探り出した。
そして手当たり次第にアクセサリーを合わせていくが、シャツを替えたためにどれもしっくりこないみたい。
スタイリストさんが、今すぐ買いに行きますというのをジョンヒョニヒョンが止めた。
ジョンヒョン「ちょっと待って」
そしてこっちに駆け寄ってくる。
ジョンヒョン「リカヌナ!」
リカ「はい?」
ジョンヒョニヒョンが壊れたコサージュを差し出す。
ジョンヒョン「これ直せる?」
ヌナは両手でそれを受け取り、裏返したり部品をつまんだりして状態を調べた。
リカ「かわいそうだけど、この子はもう直らないね…」
ヌナは壊れたコサージュをそっと撫でる。
ジョンヒョン「やっぱ買いに行かないとダメか…」
しょうがないな…とため息をついて背を向けたジョンヒョニヒョンの腕を、ヌナが引っ張った。
リカ「ジョン待って」
?
どうするんだろ?
そこへ着替え終わったオニュヒョンとキボミヒョンもやってきた。
リカ「ちょっと、5人並んで?」
言われるがまま、ボクらはジョンヒョニヒョンの横に並んだ。