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□少年、少女と出会う 3
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ヌナはハサミでジャキジャキとシャツを切る。



そして箱を開けて、ブローチの土台を取り出した。



そこに切った布を取り付けていく。



リカ「ジョン、この箱開けてくれる?」



ジョンヒョン「わかった」



ヒョンが箱を開けていくと、そこにはきれいな模様の羽や、アンティークの金ボタン、リボンやレースが何種類か入っていた。



リカ「今日ここに来る前に買出しに行ったの。まさか、こんな早く使うと思わなかったけど」



そう言いながらヌナは色とりどりの羽を取り出し、種類を選ぶ。



リカ「ラメ入りのマニキュアと、速乾スプレーってあるかな?」



またキボミヒョンが通訳すると、スタイリストさんがカバンからヌナの言ったものを取り出した。



ヌナは選んだ羽をブローチに取り付けた布のに重ねると、上からマニキュアをたらした。



そこに速乾スプレーを振る。



リカ「よし、くっついた」




すごい…



ボクはその姿に魅入ってしまった。



さっきまでのさわいでた姿がウソみたいだ。



今のヌナはまるで魔法使いみたい。



ひとつひとつの部品に魔法をかけて、美しい姿に変えていく。



リカヌナってすごい…
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