★☆★SHINee world★☆★
□少年、少女と出会う
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リカ「あの…」
彼がこっちを見る。
リカ「失礼ですが、あなたもしかして…ジョンヒョンさん？」
そう尋ねると、彼は薄く口を開いた。
サングラスでよくわからないけど、驚いているように見える。
彼「お…！ …！！」
彼が一瞬発した声を聞き逃さなかった。
この声、この人やっぱり！
リカ「騒がないから、安心して。やっぱりジョンヒョンさんですよね？」
彼は焦っていたが、私の態度を見て落ち着いてきたようだった。
彼「はい、ぼくはSHINeeのジョンヒョンです」
ちらっとだけサングラスをはずして微笑む。
その仕草についついキュンとしてしまった。
ホンモノの破壊力ってすごい。
ｼﾞｮﾝﾋｮﾝ「休みできたから…ヨヘン…えっと…」
リカ「？？」
ｼﾞｮﾝﾋｮﾝ「お！ travel。vacation」
リカ「そうなんだ」
うんうんとうなずいて、伝わったことを表す。
リカ「どこまで行くの？」
ｼﾞｮﾝﾋｮﾝ「どこ？ んー…、ニンジャ！ ニンジャの…、ニンジャtown」
リカ「ホントに？ 私の地元！ えーっと、my hometown」
ｼﾞｮﾝﾋｮﾝ「ほんと？！」
ジョンヒョンのテンションが上がった。
どうやら彼は私の地元に旅行に来たらしい。