君の音 ブック
□01.ブルーの指輪を残して
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彼が去ったあと、すぐに看護師さんがやってきた。
彼は、現れなかった。
あの男は警察に捕まったらしい。
大丈夫、という意味を込めて頷けば看護婦さんたちは何かあればナースコールを押すように言い、部屋を後にした。
ブルーの指輪を見つめて、私は深い眠りへと落ちた。
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