DIABOLIK LOVERS 夢小説
□囚われシリーズ
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「はぁっ!。。。。んくっ。。」
指に力を入れて押し込もうとするが、なかなか入ってくれないローターに手こずる名無しさん。
「いつもヤってる事だろう?もう待ちくたびれた。俺は寝るから、入れたら教えて。別に嫌だったらいいけど。逃げたら・・・どうなるか、その身体が知ってるだろうし。」
「んっ・・・え!?シュウさん!?」
「……zzZ」
「〜〜〜〜っ!ひ。。酷い・・。」
本当は、そこで止めるべきだった。シュウも寝ているんだし、止めて部屋から逃げる術もあったのだが、手を止められなかったのも事実で・・・。
「あの・・・んっ・・・入れたんですけ・・ど。。。」
下腹部の違和感に耐えながら、シュウを揺すり起こすが起きない。
なかなか起きないシュウを見て、こんなに起こしても起きないのは珍しいのではないかと、心の片隅で思い始めていた頃、
いきなり自分の中に埋められたローターが振動をし始めた。
「あっ!?〜〜〜んっ!!!」
ガクッ
「はっ。いい気味。−−−−−」
ゆっくりと起き上がったシュウは、いとも簡単に膝をついてしまいうずくまる名無しさんを眺めている。
「やっぱ名無しさんはそうやって床に這いつくばってるのがお似合いだな。苦しそうだね〜。つらい?あと、俺が寝てる間に逃げるとか、そういう考えは存在しなかった訳だ。見かけによらず想像以上の淫乱なんだな。」
「んんっ…!いんらっ・・・んなんかじゃ!・・・ない。。」
「はっ・・・。あくまで俺に抵抗するんだな。どれだけ自分の姿が醜いか、知ってみる?今の名無しさんに抵抗権はないし、…まあさっきの行動から何でもやってくれそうだしね。罰ゲームのついでに教えてやるよ。」
そう言ってシュウはソファーに深く腰掛ける。私は少しでも抗う為に快楽に歯を食いしばりながら、睨んでいたのだが、次にシュウが発した言葉に理解が追いつかなかった。
「じゃあ、見ててやるから自分でしなよ。」
「・・・・・え?」
「聞こえなかった?自分の手で自慰しろって言ってんの。」
「いっ!嫌です!・・・・そんなこと。。」
「そんなこと?はぁ・・・うっざ。絶対に出来ないことは言ってないつもりなんだけどね。それにこれはお仕置きなんだからさ、多少の無理してでもやれよ。これの電源は切ってやる。早くしろ。」
「・・・・・・・っわかった。。。ん・・・あっっ!!ん・・・!!」
私は自棄になり、一気にローターを引き抜いたが、思いのほか声が抑えられず、自滅することになる。抵抗も無駄に終わってしまった後、仕方なく行為を始めた。
「んっ・・・んふぁっ・・はぁ。。。」
「ん?見られて興奮してんの?俺は気にしないでさっさと続けろ。ほら。脚開け。よく見えないだろ。」
シュウは脚を割り込ませると、私の脚を閉じられないようにした。
「は・・恥ずかしっ・・・んっ!」
一方的な辱めに耐えつつ、指を一本入れてスムーズに動くようになってきた。
最初はニヤニヤと舐めるように私の行為を見ていたシュウは、どこかしらイライラしているような表情になっている。私はそれでも懸命に指を動かしていたのだが・・・。
「じれったいな…。」
痺れを切らしたシュウが呟いた言葉に嫌なものを感じたのもつかの間、ソファーに座っていたシュウにいきなり押し倒されて、手で口を塞がれる。
「んっ!?んん〜〜!!!」
「名無しさんさ。タラタラしすぎ。こっちも流石に飽きてくるから。」
ゆっくり慣らしていた秘部に容赦なく三本の指が突き立てられる。あまりの圧迫感に息が出来なくなりそうだ。
「ん''っ!ん〜〜っ!(!!シュウさっ!・・・苦しぃっ・・・抜いてっ・・ぅあっ!)」
「あー。キツイね。でもこれくらいが気持ちいいんだろ?濡れてきてるし。」
指がバラバラと内壁を擦りあげるたびに、水音も増しているような気がする。口が塞がっていて満足に呼吸が出来ない私だったが、手を叩くと簡単に離してくれた。
「指だけでイってみる?そうすれば、名無しさんもどれだけ自分が多淫なのか知れるだろ?いい提案だと思わない?ほらっ!!」
指の律動が増す。
「ああっ!!?あぁっ、んっ!だめっ!!止めっ・・てっ!激しっ!よっ・・・!」
「はっ!っ…イけばいい。今更隠す必要もないだろ?ほら。もっと顔をよく見せろ。」
羞恥心に目を逸らしていたら、シュウの片手が私の首に掛かる。そして、ゆっくりと絞め出した。
「・・・ぁっ!ゃめっ・・・!!っ。イっ・・・ちゃっ!」
「ははっ。顔真っ赤だ。首を絞められて感じちゃってんの?でもまだ刺激が足りないよな?苦しいじゃなく気持ちいいでもなくて、痛いって刺激が欲しいんじゃないの?」
首を絞められ、下を指で嬲られ、言葉を発せない理不尽な状況でできた沈黙を肯定と受け取ったらしいシュウは、
「はっ。面倒くさいし、だるいけど…名無しさんの果てた表情が見たいからな。動いてやる。」
シュウは私の肩に顔を寄せると、おもいっきり牙で皮膚を抉った。
「ーーーーーあっ!!?イっ!ぁぁっーーー!!」
最高潮に昂ぶっていた私の身体は限界を迎え、あっけなく果ててしまう。同時に秘部からの快楽と首を絞めていた手から開放された私は、酸素を求め、余韻を鎮める為に息を整えた。
「噛みつかれてイってんの。へんたい。あー。血が溢れて勿体無いな…。ほら。もっと寄越せ。」
放心状態になっている名無しさんの傷口に舌を這わせるシュウ。
無意識に名無しさんの手が自分の背中に手を回し、セーターを握り締めている事に気づいたシュウは、内心、ほくそ笑んでいた。
完!♪(´ε` )⇨あとがきなのね。