BOOK
□主人公ハート海賊団と出会う
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『放せ、トラファルガー君!』
アンナは無理矢理ローに、お姫様抱っこされて、街中を走っている
ぶっちゃけ、周りの視線が痛い
「ククッ、嫌だ、放せばお前が、逃げるからな」
ニヤリと笑って、顔を真っ赤にして、可愛い顔で睨むアンナを見下ろす
『逃げないから、放せ!』
「嘘だ」
『本当だ!』
「………ダメだ、放さねぇ、もうすぐ俺の船につく、それまで我慢しろ」
チッと心の中で舌打ちしてアンナは、少しおとなしくなる
「着いたぞ」
そこには、黄色の船がある
『潜水艦?』
「そうだ」
やっとローから、解放された、アンナだったが、逃げられないように、ローにしっかりと、手を握られる
「逃がさねェぞ、これからクルーを、紹介する」
『だから、仲間にならないってば!』