BOOK

□主人公ハート海賊団と出会う
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強く握られた手を振り離そうと、もがくがローはびくともしない


「あ、キャプテンお帰り、途中ではぐれて、船にも帰ってきてないから、何かあったのかと、心配したよ」


なんと、愛らしく、優しい熊だろう、うちの船にもこんな、熊が欲しいと、思ったアンナ


「あ!キャプテンその娘!?」


熊がアンナを見て、嬉しそうに微笑んだ

ローとベポが話し合いをしているなかアンナは、チャンスだと思い、逃げようとしたとき



「どこへ行く」



低い声がアンナの心臓に響く


『リサのとこ』

「心配するな、あいつも俺の仲間になる」

『その自信は、どこから沸いてくるんだい?』



ローは、一言さァなで、済ませる


「アンナ今からお前の部屋にコイツが案内するついていけ」と言いベポを顎で指す


『仲間にならないってば!』

「アンナ、俺ベポこれからよろしくね」

『ああ、ご丁寧に、こちらこそ、よろしく……って!これからって、どう言う意味!?仲間にならないよあたし!!』


丁寧に挨拶され、アンナも挨拶するが、まだ仲間になることは、みじんも認めていない


「それからベポ、他のやつが帰ってきたら、伝えとけ、新しい仲間が入ったてな…それからもう一人入る」


どうやら、リサが仲間になることも、ローの中で決まっているみたいだ


「えっ!?もう一人入るの?ヤッター!!」


能天気に喜ぶベポに『聞けェェェ!!仲間にならないって言ってるだろうが!!』と、大きな声で叫ぶがそれすら無視されてしまう
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