BOOK
□ハート海賊団の船に乗り込む
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目の前にはハート海賊団の船
[見つけたで、ハート海賊団……」
拳を強く握り締める
[…………皆殺しにしたる!]
全然泣きそうな顔していない
むしろ、鬼も怯え上がりそうな目付きで
恐れず、船に一人で乗り込んでいく、リサ
見張り番の一人がリサに気づき
近づいてきた
「おい!お前!何して……うァァァア!!!!」
リサは、近づいてきた見張り番の腕を、叩き斬った
「どうした!!」 「大丈夫か!?」
悲鳴を聞き次々に他の見張り番達が、気づく
「う……ぁ…う、腕を……くっ…き、斬られた……ぁ…」
痛みに苦しむ、男を見てリサは、鼻で笑う
[トラファルガーを呼べ!!!お前らじゃ話にならん!!]
そう叫ぶと、船の奥から、男が笑いながら出てきた
[……!…トラファルガー!!!]
「そう、焦るな…お前の大事なアンナは、ここにいる」
ローがクイッと顎で指した方を見ると
[アンナ!!!]
『アハハ、ヤッホーリサ』
能天気に笑う アンナに
リサが、飛びつこうとしたとき
[!!!何するんや!!]
ローがリサの前に、たち塞がった
「まだ、話しは終わってねェ……俺と勝負しろ!」
ローの言葉を聞いて更に目付きがキツくなる
[勝負なんかせんでも、あたしはお前ら全員殺す]
眼鏡越しに見える、鋭い目付き……その
目付きはまるで………ケモノ……
『……リサちゃ〜ん、落ち着きなよ♪
只の勝負じゃないんだよ?』
状況をわかっていない用な感じの口調
でしゃべる
[!……どんな勝負なんや?]
『簡単なことだよ♪勝った方の奴等が、負けた方の奴等に、命令できる。あたし的にはリサちゃんを、勝負の道具みたいに
扱うことになるから、少し嫌なんだけど……こうでもしないと、トラファルガー君諦めてくれなさそうだから……ごめんね?』
[そういうことなら、この勝負受けてたつ……但し、あたしが勝ったら皆殺しや!わかったな!]