開かずの間
□薄れた回想
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「何度来ても・・気味が悪い場所だな」
黒い部屋についた途端のルイの反応だった。
「うん。確か、テディベアはここに・・・・。・・・・・??」
「どうした??」
「なにか落ちてる・・・」
-----------青のカギを手に入れた。
「これ・・・カギだよルイ。」
「ああ・・・でもいったいどこの・・??」
鍵は単純な形をしていた。
どこにでもありそうな形状だ。
さきほどテディベアが置いてあった場所に落ちていたので、おそらくテディベアのしたに置かれていたのだろう。
「ここにクマがいないってことは、さっき俺たちの前に現れたクマは、やっぱりここにあったクマなのか・・・」
「うん。でも、ぬいぐるみがひとりでに動くなんて・・・」
「いまここでしゃべる犬が現れたって、もうなんも驚かないけどな。」
「ふふ。ルイ、おかしなこというのね。」
「・・・別に。・・・それより、そのカギの使いどころ、ちょっと心当たりがあるんだけど。」
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ルイが案内したのは、黒の部屋の向かいにある部屋だった。
後はこの部屋しかない。
ジーナはルイに青のカギを渡した。
ルイは青のカギを鍵穴に差し込んだ。
-----------青のカギを使った
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