開かずの間
□薄れた回想
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「やっぱり、ここのカギだったか。」
ルイは扉を開けて中に入った。
ここは広い部屋である。
部屋の奥にはキッチンがあった。
手前にはくつろぐ用かさきほどよりも上質なソファーが置いてある。
---------キー――ン
さっきのめまいが襲った。
「・・・・・また・・・」
目の前に二人の人影がうつる。
一人はキッチン、一人はソファーに座っていた。
今度ははっきりと姿が見える。
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