SAO〜短編〜

□支え
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 ホームへと帰った私達が見たのは、ソファーを1つ占領し
 寝ころんでいるカナメだった。
 何時もの事だから気にしていなかったが
 肩の上に乗っていたリバースは、慌てて飛び退き

リバース「大変ですネコさん!カナメさんのHPが!!」

 そう言った。
 こんなに焦るリバースを初めて見た私は、紙袋に入った食料を
 テーブルの上に投げるように置き、眠っているカナメに近づくと

 B・Cの中でもトップを争うHPの持ち主であるカナメのHPが
 レッドゾーンまで削られており、横には異常状態を示す枠に、睡眠状態である
 スリープの文字があった。
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