遊戯

□蜜
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いつものように学校へ行く
ただ、それだけの事なのに今日は機嫌がいい
なぜなら今日は火曜日で、火曜日は集会があるから♪
「よっ!璃人!」
「おはよう。葉風君」
この二人は僕の親友。
いつも元気な方が 久留米 裕也(くるめ ゆうや)
優しくおとなしい方が 美神 陽(みかみ はる)
んで、僕が 葉風 璃人(はかぜ りひと)
「おはよっ!」
「元気だな〜…あぁ、今日火曜日だからか」
「璃人君は会長が好きだもんね〜」
うんっ♪と返事をすると裕也が僕の頭をなで 
「あんな奴ほっといて俺にしとけよ」と言って陽に睨まれてた。

学校につくと生徒会の面々が集まって話していた。
横を通り過ぎる時に一瞬、会長と目があった。

生徒会長、坂 雅紀 (さか まさき)
背が高く凛々しい目と漆黒の黒髪を持ち、王子と言うよりは王にふさわしい微笑みを持っている

反対に僕は身長は低いし、目と髪は生まれつき明るい茶色をしている。

最初はただの憧れだった。でもだんだん別の感情が出てきて、これが恋だと分かったのは実は最近のことである。

(やった!…なんかいいこと起きそう)
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