桜からの手紙

□いなくなって知る大切な存在
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それを言うと2人の女子は由紀の前から去っていった




自由は2人が行ったのを確認すると下駄箱の方へと歩き出す


『由紀・・・・』


「自由さん・・・・・ぐすっ」




由紀は泣きながら自由の胸に抱きついてきた、自由はそんな由紀を優しく抱き返した


『どうかしたの?由紀があんなに怒鳴るなんて珍しいよ』


「だって・・・・・あの2人っ自由さんのこと悪く言ったから・・・・」


『・・・・詳しく聞かせてもらっても良い?』


「・・・・うん」


自由は由紀の背中を優しく摩りながら篠田先生がいる教室まで歩き出す




『(それにしても・・・・あの2人ってどういう関係なんだ?歩いてる姿見ても・・・なんか異常な感じがしたというか・・・)』




篠田先生がいる教室に到着した、訳を話して由紀と一緒に中に入る




自由はしばらく由紀の頭を撫でながら由紀が落ち着くまで待った


「・・・・ありがとう自由さん、もう大丈夫だよ」


『本当?無理しなくていいんだよ』


「大丈夫、じゃあ・・・・話すね」


『うん』




由紀が言うにはこういうことだ、あの2人は由紀と同じクラスの生徒っここまでは自由の予想通りである
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