桜からの手紙

□桜の木になろう
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由「なんていう人ですか?」
麻「珠理奈……松井珠理奈って名前の生徒」
由「松井珠理奈……」
優「……とにかく!早く自由を見つけよう!」
由「そっそうだね!」
み「じゃあ私と優子はこの近辺を探そう!」
優「うん」
友「私と陽菜は自由が通う高校に行こう!」
陽「そうだね何か知ってる人いるかもしれないしね!」
佐「私と麻友は……」
優「2人は桜の木の手入れをお願いっみんなで動いたら……手入れする人がいなくなっちゃうし」
渡「でっでも……」
佐「分かった!でもいざって時は私たちも動くからね!」
優「OK」
由「私と里英ちゃんは前田先生のところに行こう!」
里「そうだねっそうしよう!」
麻「柏木さん……私も一緒に行って良いかな?」
由「先生……ありがとうございます」
優「よしっ行動開始だ!!」
こうして自由捜索が始まった、果たして……自由は何処に行ったのだろうか?

○碑文ヶ丘高校近くの道路

優「………はぁ…はぁ……いないなぁ〜」
み「優子そっちはどうだった!?」
優「収穫なし!」
み「こっちもだよぉぉ〜〜」
優「こうなったら……自由の家に直接行こう!!」
み「場所は!?」
優「…………知らん!!」
み「そうか……てっ駄目じゃん!!」
優「なんとかなる、いくぞたかみな!」
み「計画性ゼロじゃんかぁぁぁ〜〜〜っ!!」
 優子とみなみは、取りあえず桜高校付近をくまなく走り回る
見つかる確率は低いが……とにかく2人は走り回るのであった

○某高校

陽「じゃあ……最近は学校来てないんだ」
「まぁね……卒業生は週1回来るだけだし」
友「じゃあ自由とも会ってないんだ……」
「自由どうかしたの?」
陽「なんか……行方不明というかなんというか……」
友「自由がよく行く場所とか知らない?」
「う〜〜〜ん………あっそういえば!」
友「何かあるの!?」
「俺も一回行ったことがあるんだけどね……」
 友美と陽菜は自由が通う高校で、自由の同級生に話を聞いた
そこで2人は……ある重要な情報を入手したのである

○病院

幸「入野くんが……いなくなった?」
由「2日前に……先生のお見舞いに行ったあとらしいんです」
里「由紀ちゃん……ずっと携帯に電話やメールしてるらしいんですけど……連絡なしらしくて」
幸「………………」
麻「先生……何か…入野くんに妙なところはなかったですか?」
幸「………僕が見た限りでは……何処か……悲しそうな顔をしていた……」
由「先生もそう思いました!?」
敦「なんか……私とお父さんの姿を見て、少し悲しそうな顔してたよね」
麻「………実は」
 麻里子は前田親子に一連の話を伝える、自由が家族を失ったこと…大切な恋人を失ったことを
幸「………………そんなことが」
敦「…………っ」
“ブゥゥゥーーッブゥゥゥーーッ”
里「んっ……由紀ちゃん電話だよ」
由「あっ…うん」
“ピィッ”
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