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□甘過ぎるのは御免なの
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伏見先輩の部屋で、ひたすら私は貪られていた
「なまえ。」と耳元で囁かれると快楽の感覚だけが強くなっていく。
外はもううっすらと明るくなっているというのに伏見先輩は未だに私を貪り続ける
「やめ…っ、伏見せんぱっ…!」
「へぇ、嫌?」
にやりと意地の悪い顔で笑う伏見先輩は狂気が滲み出ている。
ぐっと、ナカは伏見の自身でいっぱいになり顔に苦痛が浮かぶ
結合部が生み出す生々しい音に耳をふさぎたくなる
「ふぁ…ん…せんぱっ…!」
肩を強く叩くと、ぎゅっと身体を抱きしめられた
「黙って俺に抱かれてろよ。」
「なんで、ですかっ……!」
「室長と、何してた。」
伏見先輩の視線が刺さりそうなほど痛い。
どうやら室長と、手合わせをしてもらった際に青の上着を脱いだため、中にきていたカッターシャツがばっさり斬られ下着が見えてしまったことが原因らしく、更に室長の上着を借りて羽織ったのが彼は気にくわないらしい。
奥を執拗に攻め続けられ、いやいやという言葉しか出てこない
「い、やっ………!ふぁっ、んんんあっ……ぬい、て…!」
懇願するような目で見つめても、
「煽ってんの?」
と、返されるだけで快楽を感じてしまう自分をとても汚れているように思えた
ずるずると伏見先輩の自身が抜かれて行くのを感じ、安堵するとギリギリのところで伏見先輩は自身で私を貫いた
「ひっ、あっあぁぁ!…んぁ、いやぁ、」声がつい出てしまうのを手で押さえ込む。
「怖がらなくていいだろ?お前がオレのものになるだけだ」
その瞬間、ぷくぷくと外界に晒されることを待っていた白濁が吐き出されると共に、先輩が酷く辛そうな顔をした気がした