SexyZone
□年下二人の秘密。
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「聡ちゃん、一緒にかえろーっ♪」
マリウスがぎゅ、と腕を組んできた。
「ほんと、二人は仲いいなー」
「ちょ…風磨くんっ!!重い…」
「あ…ごめんごめん。」
「もう二人は帰るの?」
にこ、と微笑みマリウスに問いかけたのは健人君だった。
「うんっ、二人でネー♪」
マリウスは軽く言ったけど僕はヒヤヒヤしたし…顔が真っ赤になってるかも。
「勝利は誰と帰る?」
「中島が一人で帰って俺と帰るんだよな?」
「え…と、三人で!!」
「ふふ、じゃ二人とも気を付けてね。お疲れさま。」
風磨くんはまだ「何でだよ。」と勝利くんにぶつぶつ言ってて勝利くんがかなり困ってたけど…
「俺の勝利をあんまり虐めないでくれるかな?」
この一言で風磨くんは大人しくなった。
「聡ちゃん、早く帰ろうー」
「うん。」
「まだ暑いー」
「だって8月じゃん。」
「んーっ!!あっ!?」
「どした!?」
「お泊まりセット忘れたーっ」
「バカマリウス。」
「僕はバカじゃないもん。」
実は今日マリウスが家に泊まる予定で、
「えっちしたかったなー…」
「ばかっ!!誰か聞いてたら…っ!!」
多分僕の顔は林檎くらい真っ赤だ。