しょーと!


□電車通学
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カンカンカンカン

電車が来ることを知らせる合図が鳴る


「ど、どうしよう!!髪の毛整えなきゃ」

私は風に吹かれてくしゃくしゃになった髪の毛を整えながら電車が来るのを待つ

ドキドキ

ドキドキ

毎朝の事なのにいまだに慣れないこの瞬間

電車が遠くから見えだんだん近づいてき自分の目の前でドアが開く

ドアが開いた瞬間真っ先に見えるのは最近気になる人

「(あ、今日もあの人の目の前の席が空いてる)」

少し緊張しながらもちゃっかりと目の前をキープする私

「(あぁ、何て名前なんだろう、どこの高校なんだろう、顔ずっと見ていたいなあ)」

なんて思いつつも目が合うのが怖くて、緊張知っちゃって顔をあげてあの人の顔を見ることが出来ない…



いつまでこんなことしてるんだろう


そう思いながらも何もできない私は意気地なしだなーって溜息ついたり

「疲れてきた、少し眠ろ…」

私は残りの駅の数十分間寝ることにした
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