ナギとその仲間達☆
□† ナギと初夏の風物詩
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夜ーー富嶽の甲板にて
『ほら、
グイッとイきなッッ( ̄∇ ̄)』
ナギの手元のお猪口に
並々と注がれた焼酎。
『……美味いな』
『だろぉぉ( ̄∇ ̄)
コイツぁ、天下一品の酒でな!
滅多にお目見えしねぇぜ?』
『…幻の…ってヤツだな。
……ほら…』
元親の手元から酒瓶を取り、
今度は元親の小さなお猪口に
注いでやる。
『おっと、すまねェな!!
……かぁぁぁッッ(≧∀≦)美味いッ!!』
ナギお手製のおつまみと共に
夜風に当たりながらの晩酌。
『…美味い酒にツマミに…
いい風ときたもんだ!!』
ほろ酔いの元親は上機嫌で
夜空を見上げた。
『おっ、月まで出てやがる…』
『…三日月か。…いい月だ』
『最高のツマミじゃねぇか( ̄∇ ̄)』
『…あぁ、そうだな』
三日月の浮かぶ夜空。
しばらく見上げていると
時折、ピカ、ピカと光る何か。
『何だ?星か…?』
『…いや…星じゃねェ…。
ホタルだ…』
光る正体はフワリフワリと飛ぶ
一匹のホタル。
優しい光を放ち、
夏の夜空を舞っていた。
『海辺でホタルなんざ珍しいな』
『…あぁ』
『…夏の風物詩ってやつか?( ̄∇ ̄)』
『……いいもんだな』
幻の焼酎、ナギお手製のおつまみに、
三日月にホタル…。
さぞかし美味しいお酒が
呑めたことでしょうね( ´艸`)
【おまけ】
『…つーか、
…元親が誘うなんて珍しいな…』
『あ?…あぁ、まぁな( ̄∇ ̄)
朝の礼だ!!』
『…礼?(・д・)』
『洗濯物を干す流儀を
教わったからな!!』
『……まぁ、流儀っつーか…
常識だ…』
『…なっ!!!( ̄□ ̄;)
常識だぁ?…じゃ、何か?
毛利の野郎はとっくに
知ってやがるってやつか?(゚Д゚;)』
『…あぁ、知ってんじゃねーか?
アイツが干した洗濯物は
シワ一つねェからな…(ーー;)』
『…ッ////……ナギ……』
『あ?』
『このことは…
野郎には秘密だぜ?(;・∀・)』
『…フッ。…あぁ、言わねェよ』
男同士のお約束〜(笑)
おしまい( ´艸`)
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