ナギとその仲間達☆

□† ナギ教官、自転車指導!
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『…こんだけ買えばしばらくはもつだろ…』


どっこらせ、と食材を詰め込んだ袋を前カゴと後ろカゴに乗せる。


『お前らはここに乗っかってろ』


主従をつまみ上げ、肩に乗せ、


『…帰るぞ?』


バランスを保ちながら自転車を
走らせ数分後…。


『よぉ、ナギぃ?( ★Д` )』


『…あ?どした?』


『…いや、何でもねー…(★_-) 』


左肩に乗る政宗。
何やら歯切れが悪い。


『フ〜〜〜ッッ…(*'3`)
どうだ、ナギ?…感じるか?
( ̄∀ ̄)』


そんな中、右肩に乗る小十郎が耳を刺激してくる。


『…ッ!…って、おっさんッ!///
ヤメろっつの!////』


『ったく、ナギぃ…。デカくしてんじゃねーよ(★∀ ̄)』


本能のまま、起ち上がったムスコ。


そして、そのムスコを六爪でツンツンと刺激する政宗。


『クッッ、やべェぇ…(*´д`*)ハァハァ
…って、…ッ、お前らッッ!危ねーだろッッ(; ̄O ̄)
ヤメろ、バカ‼︎‼︎ ////』


なんともたまらなく気持ちいい刺激。


このまま身を任せたいところだが
そうもいかず、我に返る。


フラフラするハンドルを何とか
たて直し、冷静を保つ。


『…今日は爽やかだな。自転車にはもってこいな日だ』


信号待ちで空を見上げると、澄み切った青空が広がっていた。


信号が変わり、再び走り出す。


『…ナギぃ。お前さんに折り入って頼みがある…(★ω-;)』


左耳をツンツン引っ張り、そっと囁く政宗。


『…あ?頼みだぁ?…何だ、言ってみろ』


『…実は…自転車が乗れるようになりてェんだ(;★O ̄)』


『…自転車に、か?』


『あぁ(★ー ̄)』


『けど…お前、ちっせぇからなぁ…』


どうしたもんか、と考えてるところに…


『政宗様!政宗様の頼みであれば必ずや叶えて差し上げますぞ!…このナギが!( ̄∀ ̄)』


肩で愛刀の黒龍を振り回し、得意げに言う小十郎。


『っ、バカ!危ねぇだろっ(;゚Д゚)
つか、俺じゃなく、仕えるお前が叶えてやれよ!』


『ハハッ( ̄∇ ̄)俺は自転車よりオナゴに乗る方が心地よくてな!』


『…ブッッ(〃゚艸゚)』


『ナギ、政宗様の願い、叶えてやってはくれぬか?』


『…とは言ってもなぁ…(-。-;』


『礼ならはずむぜ?( ̄∀ ̄)
我が片倉農園の野菜、好きなだけくれてやる!』


『……マジ…か?(☆д☆)』


あの新鮮な野菜がたんまり手に入るとなれば…悪い話じゃねェな…。


『…わかった。政宗、教えてやる』


『おぉ、Reary?(★∀ ̄)
THANKS、ナギっっ!( ★³˘)チュ』


『…!バカやろッ、気持ち悪ィ!ンなことすんじゃねーっ!!!!! ////』


ナギの頬にチュッチュ、チュッチュと感謝のキスをしまくる政宗。


『…ったく(;-_-) =3 その代わり…俺の指導は厳しいからな。ちゃんとついてこいよ?』


『OK〜(★∀ ̄)Coolに行こうぜ?』


『…Coolじゃねェ。…Hotだ』


『そうと決まったら政宗様サイズの自転車作りから始めるぜ、ナギ!』


『…そうだな。…って、お前が仕切ってんじゃねーッッ!(;゚Д゚)』


偉そうな小十郎に苛立ちつつも、
政宗の自転車指導に向けて気合いを入れるナギでした。




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