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□大人って……
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ま「ねえ、さっしーどこに行ったの?」
松「えぇ、わからん。」
穴「そーいや、北原さんとどっか行きよったよ?」
ま「用事あったんだけどな…」
穴「まどかがさっしーに用事って珍しいね。」
ま「え、そお?
さっしー探してくるけん」
村「村重も行く!」
ま「えー、杏奈くんの?」
村「おねがい!」
ま「いいよ」


杏奈と私でさっしーと北原さんを探すことになった。


とはいっても
どこにいったのかもわならないし。
携帯も楽屋におきっぱなし。



ま「どこいっちゃったんだろね。」
村「わかんない。
……けどさ、さっしーと北原さん付き合ってるって噂あるじゃん?」
ま「あー聞いたことある。
でも女の子同士だよ?
いくらさっしーが女の子好きだからってさすがに……ね?」

村「んー……あ、すいません!」



ちょうど横に通りかった
さっしーのマネージャーに
聞いてみた。


村「さっしーどこにいったから知りませんか?」

マ「ん?さしはら?
さっき北原さんと一緒に
自動販売機のとこにいましたよ」


ま「あ、ありがとうございます!」




言われたとおり
自動販売機の所にいくが
いない。



ま「もーどこいったのー。」



するとすぐ近くの
空き部屋から声が聞こえた




村「あ、声聞こえるよ!」
ま「さっしーと北原さんかな?でもなんで…こんなとこに…」
村「なにしてるんだろ。めっちゃ気になるんだけど!」


部屋の扉は少し開いていた。


覗いてみると

さっしーが
北原さんに土下座をしていた。


村「なんで土下座してるんだろ。」
ま「さあ……」


2人して耳を澄ましてみた。



『…りっちゃん、怒ってる?」

「怒ってる。」

『ごめんーりっちゃん』

と言って後ろから
北原さんを抱きしめていた。


『ごめんね…?
なかなか会えなくて。
指原めっちゃ寂しかった。
りっちゃんもそれで怒ってるんでしょ?』


「……ちが、う…。」



そう言って北原さんは
泣き出した。

さっしーはあわてて
北原さんの顔を覗いた。



『りっちゃ…ほんとにごめん。
寂しいおもいさせて。』


「…も、もういいいよ…。」

『ほんとにごめんね』

「い、いってば…」

『りっちゃん可愛いよ。
泣いちゃダメ。』


と言って
北原さんの頭を撫でた。
そしたら
北原さんはさっしーに
抱きついた。
さっしーも手を北原さんの背中に回した。




『りっちゃん甘えたさん。』

「うるしゃ…い」

『りっちゃんかわいー。
……ちゅーしていい?』


北原さんはこくん、と頷いた。



村「ね、まどか…これヤバくない?」
ま「…や、やばいね。」



さっしーはいつのまにか
北原さんを押しだおしていた。
さっしーの顔が
だんだん北原さんの顔に近づいてた。


ま「杏奈見ちゃダメ!」


杏奈の目を手のひらで隠した。


村「え、なんで⁈やだ!みたい!」



『もりぽと村重、なにしてんの?笑』



2人が顔をあげると
そこにはさっしーと北原さんの顔が。



ま「えっ、あ、あはははは…」


『お前ら声でデカいわw
邪魔すんなよなー。
せっかく北原とイチャイチャしてたのに。』

「ちょっと…莉乃ちゃん」



ま&村
「ご、ごめんなさいーーー」



『まぢうけるんだけど。
あ、りっちゃん。』


2人は口づけあい
何度も愛を確かめた。



END
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