U-17
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…というわけで(無理矢理)U-17に参加しちゃいました!
ただいまバスで移動中、
「柚華ちゃーん、ポッキーいる?」
『いるいるー!じゃあジローちゃん、じゃがりこいる?』
「ほしE!」
『ん、』
「え?あーんで食べさせてくれるの?!」
『ジローちゃんなら特別!』
「マジマジ!俺うっれCー!」
「おいこら。そこいちゃいちゃすんなや。俺やって柚華ちゃんと…!!!」
「くそくそ侑士!近寄んな!」
「岳人…」
「はっ、ざまあ」
「長太郎…?」
「はいっ宍戸さん!」
「はぁ…バスの中くらい静かに出来ないのか。この人たちは」
あいかわらず賑やかな氷帝テニス部だった。
『やっと着いたああああ!!』
「やっと着いたってお前後半寝てたじゃねーか」
『亮ちゃんはいちいち一言多いの』
ここがU-17か…!
ブンちゃんや金ちゃんに会えると思うと胸がわくわくするね☆
………すいませんこんなキャラじゃないですよね調子に乗ってすいません
「なあなあ、アイツらならいけるんじゃね?」
「さっきの奴らは失敗したけど、アイツらなら女もいるし寝てる奴もいるし!」
「よし!………ちょっと待った!そこのお兄さんたち!」
『あたしはお兄さんのうちに入る?』
「え?いや、入らないけど…」
『じゃあ先行くわ。あとはみんな頑張ってねー!』
「ちょ、ちょっとだけだから!」
『あたしは可愛い可愛い子たちに会いに行かなきゃならないの!分かる?!』
「え、」
「てめぇは来たそうそうから人に迷惑かけんじゃねぇ!!」
『いたっ!また殴ったな?!』
「あ、あのー…」
「お前が大人しくしないからだろ!!」
『だってこんなイケメンじゃない奴ら興味ないんだもん!!』
「いくら不細工でも酷い顔でも人の話ぐらいは聞け!!!………と、悪かったな。で、お前ら話はなんだ?」
「…もういいです…」
『だったら最初から止めんじゃねぇよ!』
「………すいません、」
「なんや…この人らに同情するわ…」
「珍しく侑士に同意するぜ」
「俺もです」
「…ったく、激ダサだな」
「なんで同情する必要あるんですか?」
「「「「………はぁ………」」」」