魔法少女☆magi

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「……さん!」

『ん、』

「っえさん!!」

『んんん…っ』

「おねえさん!!!」

『さっきからうるひゃい!』

「いたっ!うう、酷いよ…」


せっかく人が気持ちよく寝てたのに誰かに起こされてイラっときたから殴ってやった まだ脳が起きてなくてその殴った人をぼんやりと見ると子供だった…あ、やばい幼児虐待とか言われたら困る困る困る

とりあえず名前を聞いて見ると“やあ僕はアラジン、旅人さ”と言われてこの子色々と大丈夫かなと思ったいやマジで


「ねえおねえさんの名前はなんだい?」

『え、えっと………なまえ・名無しだよ。気軽になまえって呼んでくれたら嬉しいかな』


なまえおねえさん?と首を傾げながら聞くアラジンはただの天使でしかない

萌える衝動を抑えてなまえでいいよと言うとならなまえちゃんね!と言う姿に何かが鼻から出そうになったのは気のせいだと思いたい寧ろ気のせいであってほしい


「ところでなまえちゃんは何でこんなところで倒れていたんだい?」

『え、は、倒れ……っていうかここ砂漠!!?』

「へ?う、うん砂漠だけど…」

『わ、私部屋で寝てたはずじゃ………え、なにこれ怖いんだけど』

「?なまえちゃ……」

「おーい!そこのガキ!出発するぞー!」

「え、あ、なまえちゃん行こう!!」

『へ?待って待って私関係な…わわ、!』


金髪の美少年に呼ばれ私は無理矢理アラジンに手を引かれて馬車に乗せられた

――これから始まる大変な物語に巻き込まれるとも知らずに、






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