short
□ダメ
1ページ/1ページ
「へー知念ってそういうのだめなんだ」
「うん。何でもかんでもダメダメ言われるのヤダ」
この春大学を卒業して自由になった俺と去年高校を卒業して自由になった知念。
学校があると規則とかあってやっぱりねーなんて話してたところ。
「やっと落ち着いたしどこか行こっか」
「うん!旅行行きたいな〜」
「じゃあ、俺の車で行く?」
「やったー」
そう言ってリップクリームを塗る知念
「あ、次貸してー?」
「いいよー。は「ダメ」
誰かと思えば山田。
「え?なんで?」
「ダメだろ」
「いや、だっていのちゃんだよ?」
「ダメ」
「メンバーなのに?」
「メンバーでもダメなもんはダメ」
「べっ、わっ!」
山田が知念を自分のように引き寄せたら唇がふれるまで5cm
「俺が嫌だからダメなの!」
「………。」
「え、あ、いや…その…。あっおれそろそろ撮影だからっ」
そう言って部屋を出て行ってしまった山田。
「なんだあれ(笑)たかがリップごときで…」
って、知念さん?あれ?
束縛のきらいな奴が……
なんでそんなに嬉しそうなの
End