彩歌
□星のうた
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恋しくて、切なくて眠れへん。
そんな夜の越え方を、きっと僕たちは知ってる。
光瞬く星たちに、お互いの姿を思い浮かべて。
君と越した暑い夏。
一緒に星を見た、長い夜。
君と過ごしたあの日々は、今でも僕の胸で光り輝いている。
もう二度と帰ることのできひん、
優しい君とのうた。
『会いたい…』
かなしみも、切なさも星たちに託す。
そうやって眠れない夜に、あの頃の想い出に浸るすべを、僕たちは覚えた。
君が好きや。離れてからも、ずっと愛しい。
この張り裂けそうな胸の痛み、いつかはやんで…
また君と会って、微笑み合うことはできるんやろか。
恋して、キスして
そして感じた切なさは、僕の想いは、
星たちのうたに乗せて、君の心まで夜を超えてきっと届くよ。
君に出会って僕は初めて、生きる意味を見つけた。
せやから君が明日を迎える時は、優しい世界であってほしい。
君が好きや。ずっと、ずっとこれから先も愛しいよ。
やから君は、幸せでおってな?
あの、懐かしい日々を夢見ながら…
君がおって、僕がおった懐かしい夜の、
星空の輝きが今も僕たちの心に、
残ってる…
END