小ネタ集

□13thシングル発売記念企画「賛成?反対?朝までカワイイテレビ!」
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珠:「それでは、これが今回最後のお便りです。

ペンネーム「お祭りペンギン」さんから頂きました、これからの進路に関するご相談です。

VTRをご覧ください。」


新:「パネラーの皆さん、私は今悩んでいます。」

(語り始める投稿者役の新土居沙也加。)

幼い頃から、人見知りなところがある私ですが、長い間ダンスを習っていて、踊っている時間が何よりの楽しみの一つです。

(新土居の踊るシーンが挿入される。)

しかし、ダンスの仲間に対してはある程度打ち解けられる私も、その他の人たちに会うと引っ込み思案になってしまい、自分でもなんとか変えなければ、とずっと思い続けてきました。

そんなとき、ある友人が連れて行ってくれたのが、

新:(......これ、すごいっ!)

AKB48の劇場公演でした!
正直、テレビに出ている姿を見ていたときは、それほど惹かれなかったのですが、生のパフォーマンスの迫力に、いつの間にやら心をがっしりと掴まれていたのです。
その日から、私は「あの人たちの中に入って踊れたらいいのに......」と考えるようになっていました。
そこで、オーディションを受けようと思ったのですが、あと一歩踏み出せません。
自分のような周囲に心を閉ざしてしまう人間が、華やかな世界でやっていけるのか、いざ挑戦するとなれば、ダンスだけでなく、歌やトークなど、これまでやってこなかったことのスキルも磨かなくてはならないが、自分にそれが出来るのか、そして、たった一度の感動で自分の人生を決めてしまってもよいのか......。

(暗転、新土居にスポットがあたる。)
新:「果たして、私はAKBになりたいという夢を追ってもいいのでしょうか?」


珠:「いや〜、AKB、実にいいですよね!
私もたかみなが好きでね、彼女は本当に政治家に向いていると思うんだよな〜!!

後は、あの子もいいですね、ダジャレが好きな、名古屋の、松......。」

語り出そうとする松原だが、スタッフの出す「巻きでお願いします」のカンペに諦める。
その後ろに、いつの間にか立っている新土居。

奈:「なんか、ものすごくさやにぴったりの内容の投稿だったよね。」

新:「えへへ〜。
ありがとねえぇぇぇ。」

古畑に褒められ、喜ぶ新土居。

珠:「それでは、議論をお願いします。」

須:「人見知りは気にしなくても大丈夫ですよ。

だって、亜香里も普段はかなり人見知りですから!」

愛:「いつもの須田ちゃんのキャラからは想像もつかないけど、本当なの〜?
古川、あんまり見たことないけどな〜。」

須:「それはそうですよ!
メンバーと一緒のときも含めて、人前に出るときは「アイドル・あかりん」のスイッチが入ってますからね!!

「人間・須田亜香里」としては、かなり臆病者なので......。」


石:「ダンスが好きなんだったら、ためらわなくてもいいんじゃないかな?
好きなことを追いかけられるって素敵だと思うな〜!」

向:「それに、48グループなら、最初から歌やダンスやMCが上手い必要はないよね。
大切なのは、個性なんじゃない?
いろんなキャラクターのメンバーがいるから面白いんだと思うよ。」

玲:「まなつ、いいこと言うね。
「お姉ちゃん」、嬉しいよ......!

皆さん、大事なのは個性ですよ!
まなつの個性が輝いていればそれでいいんです!!
「握手対応」なんていうのは二の次なんじゃないんですか!?」

柴:「いつからお姉ちゃんになったんですか?
しかも、途中から主旨がずれてるような......?」

そこで立ち上がる高柳は、真剣な表情を浮かべて、

高:「ごめんね、ちょっと厳しいこと言わせてもらうよ。
ダンスが好きとか個性とかも確かに大事だけど、それだけでやっていけるほど甘い世界じゃないんだよね。
アイドルは、見た目こそ華やかだけど、見えないところではみんな並大抵でない努力を積み重ねてるものなの。
それに、残念だけど、応援してくれるファンの方ばかりじゃなくて、心ないことを言うような人もいるのが事実だから、精神的にもかなりキツい思いをするかもしれない。

アイドルに憧れてくれる人がいるのは嬉しいことだけど、ある程度現実を分かった上で、自分にできるかどうか考えてから来てほしいんだ。
憧れだけでやってきて、「思ってたのと違う」って簡単に投げ出されちゃったら、あたしも悲しいからね。」

中:「こういうことは、本当ならキャプテンの私が言わなきゃいけないんだよね。

だけど、言いづらいことでも、全体のことを考えて率先して言ってくれるちゅりには、いつも感謝してるよ。」

高:「中西さん......。
とんでもないですよ!」

玲:「二人ともしっかりしてる。
私もリーダーなのに、茉夏のことばっかりしか言ってなかった。
新しい世代を育てていく責任を、「ドラフト」で再確認したところだったはずなのに......。

私、もっと自覚持ちます!
リーダーとしての経験は、優香ちゃんとかちゅりには負けるけど、私がしっかりしないと!!」

リーダーとしての覚悟を固め直す3人。


真:「私は、どちらかと言えば、入ってきた後の成長に賭けてみたいですね。
初めから覚悟を決めているのもいいですけど、最初から気持ちを固められなくても、もしかすると、揉まれているうちに、それまで分からなかったものが開花する子もいるかもしれないですから。」

ゆ:「確かに、まずは磨いてみないと光る原石かどうか分からないですよね。」


その時、大場が立ち上がる。

美:「皆さん、誰かお忘れじゃないですか?

......いますよ、AKBが!」

花:「あぁ〜。
......きたりえさん!」

木本の言葉にズッコケる大場。

美:「た、確かにそうなんだけど......。
ほら、もっと近くにいるじゃん!?」

花:「え〜っ......?

珠理奈さんは「欠席」だし、安奈さんはもう兼任してないし......、分かった、奈和ちゃんだ!!」

美:「わざと?
ねぇ、わざとなの!?

わ・た・し!

......そうか、私ったら、あんまりにもSKEに順応し過ぎて、AKBだってこと忘れられてるんだ!!」

花:「みなるんさん、そのポジティブさ、ほんと羨ましいです!」

美:「それ、どういう意味!?

......あれ、そういえば、北原さんは一体どこに?」

周囲を見回す大場。
すると、

後:「スー、スー......。」

矢:「理沙子、寝ちゃってる。
しかも私の肩にもたれて。

ふふふ、可愛い寝顔。」(←携帯で寝顔を撮影する。)

里:「......ダメだ、お腹空いて気力が出ない。」(半ば目が死んでいる。)

有:「きたりえさん、もう少し頑張って!
あとでみんなでモーニング食べにいこう!!」

新:「......じゃあ、さやも連れて行ってほしいな〜。」

菅:「皆さん、客席で騒がないでくださいっ!

って言うか、さや、いつの間にそっちに?」


美:「と、とにかく......。
AKBでも、元々の引っ込み思案を克服した人って結構いますよ。
例えば麻友さんとかもそうですね。

自分を変えるチャンスは十分にありますから、まずはオーディションに挑戦するところから始めればいいと思います。」

珠:「大場さん、ありがとうございます。

後は、何か言いたいことがある方はいますか?」

松原の問い掛けに、挙手する北川。

綾:「私、普段の学校とかではあまり目立たないタイプなんです。

それで、SKEに入ってきても、ダンスもそこまで上手くできないし、トークも慣れなくて、出来ないことばっかりなんです。

......それでも、私も少しずつ変わってきてるのが、自分で感じられるんです!

だから、SKEに入って、アイドルになって、私自身は良かったな、って。

個人的な話ですいません......。」

場内は、温かい拍手に包まれる。

中:「いいんだよ、綾巴。

自分の中から出てくる意見をちゃんと表現できるのが大事なんだからね。」

珠:「北川さんの意見も出たところで、ジャッジに移りましょう。

「自分で感じ取った直感に従って、アイドルになりたいという夢を追い続けるべきだ」という意見に賛成か反対か、札を挙げてください。

お願いします!」

大矢:賛成

中西:賛成

松井:賛成

石田:賛成

高柳:賛成

古川:賛成

向田:賛成

大場:賛成

木崎:賛成

須田:賛成

木本:賛成

柴田:賛成

菅:賛成

古畑:賛成

北川:賛成


珠:「従って、満場一致で賛成となりました!

当番組としての結論は、「何もためらうことなく夢を追ってください。自分を変える様々な出逢いがあるはずです。」ということでよろしいでしょうか?」

異論は出ない。

珠:「それでは、これにて解決と致します!!」

高:「お祭りペンギンさん、いつか48グループメンバー同士として、同じステージに立てる日を楽しみにしてます!」

中:「ちゅり、さすがにそこは私に言わせてよ〜。」

高:「あ〜、ごめんなさい!」


珠:「それでは、ここで私から最後のテーマを出させてください。

この冬のオススメ曲と言えば?

せーの......。」

全員:「『賛成カワイイ!』」

珠:「うまく決まったところで、今日のところはお別れさせていただきます。

次回、『2013−2014 年越し6時間ぶち抜き生スペシャル』でお会いしましょう!

さようなら〜!!」


全員:「......え〜っ!?」




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