小ネタ集

□駅前のラーメン屋で看板メニューの味噌ラーメンをすすっていたら、『ラムネの飲み方』初演のころのチームKIIメンバーと関連付けられるのではないかと僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい考察のようなもの
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駅前のラーメン屋で看板メニューの味噌ラーメンをすすっていたら、『ラムネの飲み方』初演のころのチームKIIメンバーと関連付けられるのではないかと僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい考察のようなもの

ラーメン、それは単なる中華料理というだけではなく、今や「国民食」の一つに数えられるほど、我々の暮らしに深く浸透している。

さて、「味噌ラーメンと初代KIIメンバーの関係」と聞いて、あなたは何を思い浮かべただろうか。
おそらく、皆目見当がつかないとおっしゃる方が大半であろう。

ラーメンもチームも、具材(メンバー)の持つ個性ひとつひとつが合わさることで作り上げられた世界観を楽しむものである。
確かに、ラーメン作りとチーム運営には相通ずるものがあるのは間違いないだろう。

しかし、なぜ「味噌ラーメン」なのか?
名古屋と言えば、味噌が有名というのもある。
しかし、理由はそれだけではないのである。

早速、初代KIIメンバーと味噌ラーメンの具材の、関連していると思われる点を見ていこう。


高柳:鶏ガラ
スープは、ラーメンの味の根幹をなす重要な要素である。
中でも、ダシはすべての基本と言えるだろう。
KIIリーダー(当時)としての高柳の姿は、そのままチームカラーとなり、他のメンバーに浸透していったのである。
あたかも、ラーメンの具材がスープの味を纏うかのように......。
(なお、実際の味噌ラーメンは多くの場合豚骨ベースであるが、高柳は鳥のイメージとは切っても切れない関係にあるため、あえて鶏ガラとした。)


古川:合わせ味噌
味噌ラーメンのスープを成り立たせる、ダシと並ぶもう一つの要素、それが味噌である。
「味噌」と一口に言っても、甘いもの、辛いもの、赤味噌、白味噌、千差万別である。
その様々な特徴を持った味噌をブレンドすることで、合わせ味噌ができる。
甘み、辛み、渋み、多種の味わいを併せ持った複雑な風味が、味噌ラーメンの奥深い味わいを作り上げるのだ。
古川も、アニメ、マンガ、ゲームなどのサブカルに詳しい面のみならず、パフォーマンスできっちりと見る者を魅了するアイドルとしての顔、さらには可愛いメンバーに対して見せる「やや危険な表情」など、一口では語りきれない魅力を備えている。
彼女こそ、チームKIIのカラーに厚みを与えてくれる存在と言っても決して過言ではないだろう。
また、味噌には肉の臭みを抑える効果もあり、動物系スープの癖を和らげてくれる。
時に暴走する高柳のストッパー的立場もこなす古川に似ていると言えるのではないだろうか?


佐藤実:麺
当然ながら、麺がなくてはラーメンとは言えない。
ダシや味噌に比べれば、麺の持つ風味とは、それほど前面に出るものではない。
しかし、麺は、スープや具の持ち味を受け止め、しっかりと包み込む。
そして、よい麺は、小麦の風味をきっちり主張することを忘れない。
佐藤実絵子もまた、我先にとアピールする機会はそれほど多くないが、他のメンバーをしっかり活かしつつも、存在感を確実に放ち続けているのだ。


ダシ、味噌、麺は、どれか一つが欠けても味噌ラーメンとは呼べなくなる、いわば味噌ラーメンの「アイデンティティ」である。
これを、初代チームKIIの「三本柱」とも言える、高柳、古川、佐藤実に当てはめることは、何ら不自然ではないだろう。
しかし、それだからと言って、ダシ、味噌、麺の3つさえ揃っていれば「味噌ラーメン」と呼んでよいのか?
否、そんなことはない。
食材のひとつひとつに必要とされる理由が存在しているのだ。


佐藤聖:香味野菜
ネギやニラ、玉葱に生姜といった香味野菜もまた、煮込むことでよいダシがとれる。
そして、このダシには、豚骨、鶏ガラなどといった動物系のダシにはない旨味が含まれており、味に奥行きを加えてくれる。
一般的には、ラーメンのスープでベースとなるものと言えば、豚や鶏、もしくは鰹や昆布、ホタテなどの魚介類を思い浮かべる方が多い。
しかし、このような香味野菜のダシの存在は、決してラーメンにとっては欠くべからざるものなのである。
佐藤聖羅もまた、取り立てて話題にあがることは少ないが、初代チームKIIには欠かせない存在であろう。


赤枝:キャベツ
加藤智:コーン
後藤理:もやし
山田澪:人参
若林:メンマ
これらの野菜は、味噌ラーメンのスープとは相性バツグンであり、シャキシャキした食感が新鮮な感覚にさせてくれる。

......あくまで、あくまで他意はないのだが、強いて言うならば、私が一番好きなのはもやしである。


秦:おろしにんにく
おろしにんにく、味噌ラーメンが完成してしまえば、スープの中に溶け込んでしまっているため、目には見えなくなるという点では、なんとも奥ゆかしい食材である。
しかし、ひとたび味わえば、他のどの食材よりも強烈な主張を感じることができ、気がついた時には心をがっちりと掴まれていることもしばしば。


石田:きのこ
これまた、味噌風味のスープとは相性バッチリで、トッピングとしてもなかなか目をひく。

......何より特筆すべきは、もはや確信犯的と言っても過言ではない、外見のエr(ry
(ただいま、大変不適切な発言がございましたこと、心よりお詫び申し上げます。)


阿比留:背脂
昨今のラーメンには当たり前となりつつある背脂。
ガッツリとした旨みを楽しむことができるのだが、胃もたれなどで、できれば今回はちょっと御免蒙りたい、という時も......。

えっ、「普通、味噌ラーメンに背脂トッピングするか?」って?
いいじゃないですか、これこそ「KIIイズム」なのだから。


小木曽:芝麻醤
言わずと知れた、ゴマを使った調味料。
スープに濃厚なコクを与えてくれる。
えっ、「芝麻醤って、味噌ラーメンに入れるものか?」って?
いいじゃないですか、これこそ「KIIイズ(ry


矢方:高菜
九州名物で、ラーメンでこってりしたお口をさっぱりさせてくれる。
しかも、矢方の得意とするモノマネは、時に、ストレートに似せることよりも、デフォルメしてその対象の特徴を強調するという、ある意味「辛口」なものになることもある。
「高菜はあくまで福岡の名物だし、高菜をトッピングするのはむしろ豚骨ラーメンだろ?」とおっしゃる方もおられようが、そこは大目に見ていただければ嬉しい。


松本:ライス
これぞ、日本人の心のよりどころと言うべき、白くてふんわりしたニクい奴。
しかも、高菜とは相性バッチ......、おっと、これ以上言うともやしが嫉妬してしまうのでやめておこう。


向田:苺
向田を形容するのに、これ以上の食べ物があろうか?
こってりした味噌ラーメンの後味を爽やかにしてくれる、甘酸っぱさと芳(かぐわ)しい香り、そして愛らしさとフレッシュさが持ち味である。
えっ、「ちょっと待て、もはやラーメンの具じゃなくなってるぞ!」って?
いいじゃないですか、これこ(ry


(番外編)
井口:アスパラガス
スラリとしたフォルムが特徴で、味噌ラーメンのスープともマッチする。

......どうでもいいが、「コーンとアスパラガスがトッピングされた味噌ラーメン」という絵ヅラから、思わず「なまら全開感」を感じてしまうのは私だけだろうか?


以上、中には些かこじつけらしいものもあったが、初代チームKIIと味噌ラーメンには類似性がある、という主張、納得していただけただろうか?
書きながら実感したのは、「こんなことを考えてしまう私は、やはりSKEが好きなんだな」ということであった。
ここまで読んで下さった皆様も、「あのメンバーって、あんなものに似てるな」などと考えてみると楽しいかもしれない。

......こんなことを書いていたら、なんだか空腹になってきた。
何を食べに行こうか?
......うん、やっぱり味噌ラーメンだな。

と言ったところで、筆を置くとしよう。


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