小ネタ集

□13thシングル発売記念企画「賛成?反対?朝までカワイイテレビ!」
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珠:「さて、ここからは視聴者の皆様から寄せられたテーマに沿って話し合っていただきます。

まずは、ペンネーム「屋形船1・2・3!」さんから届いた、友人関係にまつわるご相談です。
頂いたお手紙を元に作成した、再現VTRをご覧ください。」

松原の言葉のあと、セット後方のモニターで映像が再生される。


矢:「皆さん、こんにちは。
いつもこの番組を楽しみに拝見しています。」

(投稿者役の矢方美紀の語りが始まる。)

今回は、私の「ある友人」について皆さんに聞いていただきたくてお便りを出しました。

後:「みきてぃ!」

(矢方の姿を見つけて飛びついてくる友人役の後藤理沙子。)

理沙子は私より少し年下ですが、高校時代から仲良くしています。
出会って少しした頃から、よく抱きついてきたりしたので、初めは甘えたがりなのかと思っていたんですが......。

後:「ねぇみきてぃ、何回も誘ってるのに、最近なんで遊んでくれないの!?」

さらに、地元の友達とばったり再会した後、

後:「みきてぃ、この前私の知らない人と何か話してたの見たんだけど、あの人何なの!?」

さらには、大学の講義のあと、携帯をチェックすると、

矢:(えっ?
何この着信履歴、理沙子ばっかり!
しかも......、50件!?)

プルルル。

後:「もしもしみきてぃ!?
何で出てくれないの!?

......もしかして、私のこと、嫌いになった?

ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい!
何が悪かったの!?
教えて!
私、一生懸命直すから!!」


(周囲が暗転し、矢方のところにだけスポットライトが当たる。)
矢:「正直、困っています。

私は彼女と一旦距離を取るべきなのでしょうか?
皆さんのご意見、ぜひ教えて下さい。」


VTRが終わると、後ろの入口から制服姿の矢方と後藤が出てくる。

中:「あんまり見る機会がなかったから知らなかったんだけど、理沙子って案外演技うまいんじゃない?」

後藤を褒める中西。

石:「......って言うか、りさこってやっぱりめんどくさいんだね〜。」

後:「違う!
あれはあくまで演技だから!!
いくら何でも、本当の私はあそこまでひどくないよ!!!
ね〜、みきてぃ?」

どさくさに紛れ矢方の腕に抱き付く後藤。

矢:「まぁ、嫉妬のお芝居がやけに板に付いてるなとは思わなくもなかったけど。」

後:「みきてぃ〜!
ひどいって〜!!」

頬を膨らませる後藤。

珠:「パネラーの皆さん、ここからはテーマに対しての意見をお願いします。」

松原が促すと、

須:「亜香里、その友達の投稿者に対する接し方って、そんなに度を越えてるとは思いませんよ。

亜香里だったら、学校の友達に対してはだいたいこんな感じですけどね?(顔は笑っているが、目の奥がどす黒く濁っている)」

と言い出す須田に、軽く引く一同。

真:「私は、その友達の方から一度気持ちを聞いてみたいと思います。
みんなみんなが心穏やかになれる手助けができるなら、私も嬉しいですから。

そのお友達は何歳ですか?」

珠:「(手元の資料をチェックして)投稿者の方が20歳、お友達が18歳ですね。」

真:「そうですか。
年齢的にはギリギリ「射程範囲外」だけど、理沙子ぐらい可愛ければアリかな......?

松原さん、そのお友達に、お姉さんが「じっくり」お話聞いてあげるから、遠慮しないで訪ねておいで、って伝えていただけますか?(^v^)」

珠:「大矢さん、何か「よからぬこと」考えてるでしょ!?」

すかさずツッコむ松原。

玲:「私は、友達だからこそ、もっと信じてあげなきゃいけないんじゃないかと思います。」

珠:「玲奈さん、失礼ながら、私には、もしも相手が向田さんだったら、あなたが束縛してしまいそうだと思えてしまうんですが......。」

すると、

玲:「松原さん、分かってないですね!
茉夏の場合は、その気まぐれなところがいいんじゃないですか〜!!」

デレデレの玲奈に、

向:「玲奈ちゃん、そんなこと言われたら照れるよ〜。」

玲:「あ、あぁ、たまらん......。」

ニコニコと笑う向田に、さらに骨抜きになる玲奈。

珠:「誰か、あいつをなんとかしてくれ......。」

思わず呟く松原。


美:「私、その友達の気持ち、分かる気がします。
私も、急に連絡が少なくなったりすると、その子の気持ちが冷めちゃったのかな、とか考えちゃったりするんですよね。」

花:「大場さん、あなたの場合は四六時中『勘違い』ばっかりじゃないんですか......、なんてね〜♪」

珠:「二人とも、勘違いキャラとksgkキャラに染まりすぎじゃないですか?」


奈:「私は、自分が好きな人にはついベタベタしちゃうタイプなので、少しぐらい甘えるのは問題ないと思いますけど、まずは相手のことを考えないと関係がうまくいかないですよね。

(周囲を見回して)あやさんはどう思......。」(←隣の席にいる菅に口をふさがれる)

菅:「奈和、だめっ!

あやさん、奈和も悪気があって聞いた訳じゃないと思うので、どうか奈和を許してあげてくださいっ!!」

柴:「別に、友達関係の話題避けなくてもいいのに......。」

矢:「これって、「薄毛キャラ」の人に対して、ストレートに頭をイジるんじゃなくて、あえて周りが過剰に配慮することで笑いに持って行くのと同じパターンだ!

そうですよね、玲奈さん?」

玲:「......なんで、その流れで私に振るの?

そう言えば、しゃわこにもそんなこと言われたことあったな......。

ほ〜んと、3期生って、みんな「面白い」よね〜?

あははははは......!」

ベキッ!!(←握っていた鉛筆が折れる音。)

珠:「カメラ止めてー!!」

松原の言葉に、収録が一時停止する。


数十分後。

珠:「ぼちぼち議論を再開しましょう。」

すると、木崎が手を挙げる。

ゆ:「私たちも、大切な仲間との別れを何回も経験してきましたよね。
特に、「この春」は、一度に多くの仲間が旅立っていったから、私もしばらく落ち込んじゃってたけど、久しぶりにその内の何人かと会う機会があって、気付いたんです。
実際に顔を合わせなくても、お互い想い合っていればつながっていられるし、再会したときに近況報告しあうのも、なかなか楽しいな、って。

今回のテーマからはちょっとずれてるかもしれないけど、私が言いたいのは......、会えない時間も絆を深めてくれる......、みたいな?」

木崎の言葉に、拍手が起こる。

高:「ゆりあ、成長したね!
チームは違うけど、ゆりあのこと見てたら、なんか春以降、一皮も二皮も剥けた気がしてたんだ!!」

ゆ:「そんな、「皮が剥ける」なんて、ゆりあはミカンじゃないですよ!
るみさんじゃないんだから......。」

愛:「ミカンじゃない、って......。
この何ともいえない言葉選びのセンス、やっぱりゆりあは最高だね!」

ドッと沸く一同。

ゆ:「何笑ってるんですか!?
そんなに変なこと言いました?」

珠:「いえいえ。
では、この辺りでジャッジに移りましょう!

「自分を束縛してくる友人とは、一度距離を取るべきだ」という意見に賛成か反対か、札を挙げてください。

お願いします!!」


大矢:賛成

中西:賛成

松井:賛成

石田:反対

高柳:賛成

古川:賛成

向田:賛成

大場:反対

木崎:賛成

須田:反対

木本:賛成

柴田:賛成

菅:賛成

古畑:反対

北川:賛成


珠:「ということで、賛成11人、反対4人となりました。

ここまでの議論を元に、当番組としての結論をまとめると、こうなると思われます。

「一旦距離を取ることには賛成します。
ただし、いきなり離れるのではなく、あくまでお互いの距離感を冷静に見つめ直すためのものであることを予め確認しあうことをおすすめします。」

......ということでよろしいでしょうか?」

パネラーからは異論は出ない。

珠:「それでは、これが番組の公式見解となります。

屋形船1・2・3!さん、参考になりましたでしょうか?」


綾:「すいませんでした、一言も発言できなくて。
まだテレビとか慣れなくて......。」

中:「いいんだよ。
これから、もっと経験が積めるチャンスはいっぱいあるからね。

......それと、理沙子。」

後:「何ですか?」

中:「矢方に対して、もっと節度を持って接するようにしてよ。

もし目に余るようなら、リーダーとして「接近禁止命令」出すからね。」

後:「......はい、気をつけます。」

珠:「それでは、この辺で、第一のテーマは一件落着としましょう!」

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