ハイキュー！＜短編＞
□失恋、ときどき、涙〈日向〉
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「じゃーん☆！」
朝の早朝練習中
烏野バレー部に小さな驚きが走った
「…えっ！ななさん？」
「はいっ！」
「全然雰囲気ちがうじゃねーか！うんうん。似合ってるぞ」
「バッサリいったなぁ」
「いいねー可愛い」
「えへへっありがとうございます」
ロングがトレードマークだった彼女は髪をバッサリと首辺りまで切った。
「なんだか、スースーしてまだ慣れないんです」
「俺らは絶対そんな体験しねーな」
「だなっ、俺なんか年中頭スースーしてっけどな」
田中さんとノヤさんと話してたななさんがこっちを向いた。
一瞬ドキっとする。
するとななさんは口を指差して「日向、また口あいてるよ」と笑った
あまりにも驚いたためいつの間にかポカーンと口があいてしまっていた
(ななさんが可愛すぎて)
俺は急いで口をとじる
ななさんは笑顔でうんうんと頷いた。
「そういえば、影山は？」
「今日は朝練休むって」
「……そう…」
寂しそうな顔
一言で言うんならそんな感じの表情をななさんはしていた。そんな姿に少しイラっとする
「さぁ、朝練再開するぞ」
「アッス！！」
大地さんのかけ声で俺らはまた練習を始めた